UPDATE Microsoftが、新しい「Surface」タブレットをラインナップに追加する。学生や家族など、現行の「Surface Pro 3」の799ドルからという価格がやや高すぎると感じるユーザーをターゲットとしている。
新たに提供される「Surface 3」は、64ビットのIntel製「Atom x7」(開発コード名:「Cherry Trail」)を搭載し、Microsoftの主力タブレットであるSurface Pro 3の小型モデルだ。
Surface 3の価格は、2GバイトのRAMと64Gバイトのストレージを装備し、アドオンのキーボードはなしの場合で499ドルから。「Windows 8.1」を搭載して出荷されるが、「Windows 10」の一般発売(2015年夏の予定)後1年間は、無償でWindows 10にアップグレード可能となる。Surface 3は5月5日に、世界中の26の地域においてさまざまな小売業者や再販業者を通して出荷開始される。
10.8インチ、1920×1280、アスペクト比3:2のClearType HDディスプレイが装備される。米国ではWi-Fiのみのバージョンと4G LTE対応のバージョンの両方が、まずはT-MobileとVerizon Wirelessから「2015年中に」提供される予定だ。
Surface 3は、重量1.37ポンド(約621g)、厚さ0.34インチ(約8.6mm)とかなり軽量かつ薄型となっている。より高性能なスピーカー(Dolby-Audio対応)と、2つのカメラ(背面カメラは8メガピクセル、前面カメラは3.5メガピクセル)を装備する。ファンレスで、フルサイズのUSB 3.0ポート、Mini DisplayPort, microSDカードリーダーに加えて、Surface専用充電器または任意の携帯端末用汎用USB充電器が利用可能なMicro USB充電ポートを装備する。
「Surface RT」や「Surface 2」と同様に、ARMではなくIntel製チップを搭載するため、Win32アプリが実行可能だ。「Office 365 Personal」サブスクリプションが1年間無償で付いてくる(通常は年会費70ドル)。
Microsoftは、Surfaceの流通/販売チャネルの問題を一部修正したようだ。Surface 3の予約注文は3月31日から、microsoftstore.comに加え、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、香港、アイルランド、イタリア、韓国、ルクセンブルク、マレーシア、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポルトガル、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、タイ、イギリス、および米国のMicrosoft直営店および一部の提携小売業者において受付開始される。
Surface 3でペンを使いたい場合、既存のSurface Pro 3用ペンを使用することができる。もしくは、5月5日から提供が開始される新しいペンを使用できる。新しいペンは、シルバー、ブルー、ブラック、レッドというカラーバリエーションが用意され、価格は各50ドルだ。Surface 3用「Type Cover」は130ドルで、従来通りのシアン、ブルー、パープル、ブラック、レッドに加え、新しい「ブライトレッド」(オレンジ)というカラーバリエーションが用意される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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