Twitterは米国時間2月11日、ニューヨークの小規模新興企業Nicheを買収すると発表した。Nicheのソーシャルメディア界のスターをブランドと結びつけて、スポンサードコンテンツを生成する事業を手がけている。TwitterやVineの有名人向けのタレントエージェンシーのようなものと考えるといい。
Twitterは買収条件を開示せず、Niche買収契約を締結したことだけを明かした。TwitterはNicheについて、「成長するクリエイティブコミュニティーのためにソフトウェアとコミュニティー、および収益化サービスを提供する企業」と説明した。Re/codeは今回の買収案件に詳しい情報筋の話として、買収金額は約3000万ドルだと報じた。
ソーシャルメディアから独自の有名人が生まれていることに、広告主もTwitterも注目するようになった。6秒の動画投稿機能を提供する同社の「Vine」サービスも独自のスターを生み出してきた。
Nicheの買収は、ソーシャルメディアのインフルエンサーと広告主の提携を支援して利益を生むだけでなく、Twitterに新しい収入源ももたらす。それは、Twitterの長期的な収益力の可能性について投資家らの理解を得ようと同社が取り組む中で必要なものだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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