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高性能開発ボード「MIPS Creator CI20」を使ってみた--「Raspberry Pi」への新たな挑戦者

Nick Heath (TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎2015年01月08日 08時00分
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MIPS Creator CI20

 35ドルの「Raspberry Pi」が400万台前後売れたことで、小型の低価格コンピュータが多く作られることになった。

 「MIPS Creator CI20」は、この種のコンピュータとしては最新のものだ。Raspberry Piよりも強力なシングルボードコンピュータだが、値段も高い。

 英国のチップ設計会社Imagination Technologiesが欧州や米国で発売したこのボードは、クロック数がRaspberry Piの2倍近くあるデュアルコアプロセッサを搭載し、メモリもRaspberry Piの最上位モデルの2倍用意されている。また、Amazonの初代「Kindle Fire」で使用されていたグラフィックプロセッサを積んでおり、30fps/1080pの動画エンコードに対応している。3Dのゲームとグラフィックに関しては、「OpenGL 2.1」をサポートしているため、そのままで多くの3Dゲームを動かすことができる。

 CI20は接続性に関してもRaspberry Piより優秀で、802.11nのWi-Fiを内蔵している。さらに、オンボードストレージも持っている。

 CI20は省電力性能が高く、メーカーによれば、負荷をかけた状態でも2.5W以下で動作する。これは、Raspberry Piで言えば、モデル「A+」とモデル「B+」の間くらいだ。電力消費量が小さいため、ロボットの制御などのバッテリを使用するプロジェクトでも採用できる可能性がある。

 事前予約した場合、このボードはhttp://store.imgtec.com/から北米では65ドル、英国では50ポンドで入手できる。出荷時期は2015年1月末頃を予定している。

 このボードは、利用法を提案するコンテストに参加した大学生、開発者、ホビイストに向けて、すでに1000枚近く送付されている。

 ホームオートメーションシステム、メディアサーバ、レトロゲームエミュレータなどのよくあるプロジェクトのほかに、植物の水耕栽培の制御など、思いがけない用途を提案した参加者もいる。

 Imagination Technologiesの技術PR担当であるAlex Voica氏によれば、「ある参加者は、飼い猫が過食気味のため、これを利用してモニタを作ろうとしている」という。

 仕様は以下の通り。

プロセッサ:1.2GHzデュアルコア、MIPS32ベースのIngenic JZ4780 SoC、32KB L1 IキャッシュおよびDキャッシュ、512KB L2キャッシュ
FPU:IEEE754 FPU、XBurst MXU
マルチメディア:PowerVR SGX540 GPU、60fpsで最大1080pのハードウェアアクセレレーション動画再生。OpenGLおよびOpenGL ESをサポート
メモリ:1Gバイト DDR3 SDRAM、4Gバイトフラッシュメモリ、SDカード×1
オーディオ:AC97、4ピンの入出力ジャックおよびHDMIコネクタから出力
カメラインターフェース:ITU-R BT.645コントローラ
接続:10/100イーサーネット、802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0。Ensigma RPUあり
ディスプレイ:HDMI×1、最大2Kまで
USB:USBホスト×1、USB OTGデバイス×1
I/O周辺機器:UART×2、GPIO×25、SPI×2、I2C、ADC、拡張ヘッダ、14ピンETAGコネクタ
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MIPS Creator CI20

 35ドルの「Raspberry Pi」が400万台前後売れたことで、小型の低価格コンピュータが多く作られることになった。

 「MIPS Creator CI20」は、この種のコンピュータとしては最新のものだ。Raspberry Piよりも強力なシングルボードコンピュータだが、値段も高い。

 英国のチップ設計会社Imagination Technologiesが欧州や米国で発売したこのボードは、クロック数がRaspberry Piの2倍近くあるデュアルコアプロセッサを搭載し、メモリもRaspberry Piの最上位モデルの2倍用意されている。また、Amazonの初代「Kindle Fire」で使用されていたグラフィックプロセッサを積んでおり、30fps/1080pの動画エンコードに対応している。3Dのゲームとグラフィックに関しては、「OpenGL 2.1」をサポートしているため、そのままで多くの3Dゲームを動かすことができる。

 CI20は接続性に関してもRaspberry Piより優秀で、802.11nのWi-Fiを内蔵している。さらに、オンボードストレージも持っている。

 CI20は省電力性能が高く、メーカーによれば、負荷をかけた状態でも2.5W以下で動作する。これは、Raspberry Piで言えば、モデル「A+」とモデル「B+」の間くらいだ。電力消費量が小さいため、ロボットの制御などのバッテリを使用するプロジェクトでも採用できる可能性がある。

 事前予約した場合、このボードはhttp://store.imgtec.com/から北米では65ドル、英国では50ポンドで入手できる。出荷時期は2015年1月末頃を予定している。

 このボードは、利用法を提案するコンテストに参加した大学生、開発者、ホビイストに向けて、すでに1000枚近く送付されている。

 ホームオートメーションシステム、メディアサーバ、レトロゲームエミュレータなどのよくあるプロジェクトのほかに、植物の水耕栽培の制御など、思いがけない用途を提案した参加者もいる。

 Imagination Technologiesの技術PR担当であるAlex Voica氏によれば、「ある参加者は、飼い猫が過食気味のため、これを利用してモニタを作ろうとしている」という。

 仕様は以下の通り。

プロセッサ:1.2GHzデュアルコア、MIPS32ベースのIngenic JZ4780 SoC、32KB L1 IキャッシュおよびDキャッシュ、512KB L2キャッシュ
FPU:IEEE754 FPU、XBurst MXU
マルチメディア:PowerVR SGX540 GPU、60fpsで最大1080pのハードウェアアクセレレーション動画再生。OpenGLおよびOpenGL ESをサポート
メモリ:1Gバイト DDR3 SDRAM、4Gバイトフラッシュメモリ、SDカード×1
オーディオ:AC97、4ピンの入出力ジャックおよびHDMIコネクタから出力
カメラインターフェース:ITU-R BT.645コントローラ
接続:10/100イーサーネット、802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0。Ensigma RPUあり
ディスプレイ:HDMI×1、最大2Kまで
USB:USBホスト×1、USB OTGデバイス×1
I/O周辺機器:UART×2、GPIO×25、SPI×2、I2C、ADC、拡張ヘッダ、14ピンETAGコネクタ

提供:Nick Heath / TechRepublic

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