食品
3Dプリンタがプロのキッチンと家庭のキッチンの両方に浸透するにつれて、食品がこれまでよりずっと楽しいものになろうとしている。この1年間で登場した3D印刷の食べ物への応用例で、最もおもしろみがあったものは、マサチューセッツ工科大学(MIT)の学生グループからもたらされた。この学生らは、アイスクリームを3D印刷できるマシンを開発した。そう、アイスクリームだ。
このカテゴリのほかの候補は、砂糖を原料に3Dプリンタで作られた小さな彫刻作品や、「果物」が出てくる3Dプリンタ、いつの日かあらゆる形のパスタを3D印刷できるようになるというプロジェクトなどだ。また、思いつく限りあらゆるデザインのパンケーキを作ることができる極めてクールなオープンソースプリンタもある。
実際に食べることのできる素材で作られているわけではないが、このカテゴリで紹介しておくべき発明品がもう1つある。3Dプリンタで作られた道具で、ケチャップが容器から噴き出してしまう問題を解決するというものだ。この問題は、ケチャップが発明されて以来、ずっと人類を悩ませてきた。テクノロジに神の加護があらんことを。
提供:Video screenshot by Michael Franco/CNET