Uber騒動 Uberは2014年末に自らピンチを招いた。同社のビジネス担当シニアバイスプレジデントを務めるEmil Michael氏が、「私生活や家族」まで含めて相手のスキャンダルを暴き出すことでメディアでの批判と戦うために大金を費やすよう提案した、とBuzzFeedが報じたのだ。この話が明るみに出ると、同氏は自身の考えを否定した。 さらに、UberのCEOであるTravis Kalanick氏もツイートの嵐の中でMichael氏の姿勢を否定したが、それだけでなく、この状況をさらに厳しい結果を招くことが間違いない事態ではなく、教訓にできる瞬間として扱おうとした。「過ちを犯した者はそこから学ぶことができると信じている・・・私自身も含めて」とKalanick氏はツイートした。 また、Uberに投資しているテレビスターのAshton Kutcher氏が、Uberを支持する考えをTwitterで表明することを決め、この論争をもう少し長引かせるのに一役買った。「胡散臭いジャーナリストのスキャンダルを暴き出して何が悪いのか?」と問いかけたのだ。だが、結果的に非難を浴び、下手なPRを打ってしまったと明らかに自覚したようだ。その後に、しぶしぶながら発言を撤回し、次のように述べた。「確かに、最終的に、私はこの件で間違った側についてしまった。ジャーナリストが有名人と同じ基準を守ってくれさえすればいいのだが」
提供: Stephen Shankland/CNET
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