モジラのEich氏は反同性婚支援で渦中の人に
Brendan Eich氏は、Mozillaの共同創業者であり、ブラウザ「Firefox」とスマートフォンOS「Firefox OS」の開発に携わり、同非営利組織に16年間勤務した。だが、CEOとしてのEich氏の在任期間は、わずか2週間足らずだった。同氏が2008年に反同性婚活動を支援する目的で1000ドルを寄付していたことが明らかになり、政治的な激しい非難の嵐を引き起こしたことが原因だ。Eich氏は米CNETのインタビューで「誰もが自身の経歴やその他の信条に関わらず当社の任務に就くことができるという、Mozillaが持つ一体感の原則に従い経営し続けることができないならば、おそらく失敗すると考えている」と述べた。Mozillaに対する政治的圧力と反発はあまりに強く、Eich氏はその数日後にCEOを辞任した。
提供: Stephen Shankland/CNET