Wi-Fi関連で大きく売上を伸ばしている業界が1つあります。タイから海外にWi-Fiをレンタルする「レンタルWi-Fi業界」です。2013年7月1日から、日本政府はタイの人々に対するビザ免除措置を開始しました。その影響でタイ人の訪日観光客が、2012年の26万640人に比べ、2013年は45万3642人と1.5倍に跳ね上がり、タイから海外にWi-Fiをレンタルする需要が増えたことがうかがえます。
タイのレンタルWi-Fiビジネスにて、圧倒的なシェアを誇るSAMURAI WiFi代表の清水修司氏にタイ人のWi-Fi利用時の特徴を聞くと、「タイ人は動画好きで、YouTubeで1日中映画を見ていたりします。レンタルWi-Fiに関しては、複数人でWi-Fiをシェアするケースが多いですね。また、タイに地図の文化が無いことから、タイ人はGoogleマップなどを日本旅行中に常に起動している方が多く、通信料が非常に大きくなる傾向があります」とのことでした。
スマートフォン普及率が日本より高く、インターネット需要も高いタイ。タイの海外旅行者数増加にともない、この業界も更に盛り上がることが予測できます。
タイ人の95%は仏教徒。我々日本人と同じで、生活の至る所にその仏教習慣が根付いています。たとえば会社。オフィスを借りて事業を開始する際には、僧侶の方にお越し頂き、お祈りをしてもらいます。弊社も先日、オフィスを移転した際にお祈りをしてもらいました。
実際のお祈りでは「祠」の様な物が設置され、10名程の僧侶の方が30分ほどお祈りし、その後、僧侶の方にお食事を振る舞います。お食事を与えることが大切であり、また、食しているところを見てはいけない様です。まるで鶴の恩返しみたいですね。その後、お清めをして頂き、会社ロゴにお守りをはってもらって完成。郷に入れば郷に従え。色々な習慣がありますね。
2006年京都外国語大学卒。
同年、株式会社インテリジェンスオフィス(株式会社リクルート正規代理店)入社。リクルーティングプランナーとして、京都で2000社以上の採用活動をサポート。
海外での転職を決め、アジア各国を回りながら就職活動を経て、2013年にアウンタイラボラトリーズ入社。
現在はタイを中心に、SEMを含むマーケティング活動を支援している。
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