Appleは明らかに薄さにこだわっている。iPad Air 2は、iPad Airよりもさらに薄くなった。しかしiPad Airは厚すぎると文句を言っていた者はいないだろう。あれ以上薄くする必要があったのだろうか?Appleは同じことを、ノートブックでも、スマートフォンでも、iPadでもやっている。確かに、ボディが少し軽くなれば、それだけ少し持ちやすくなるが、2013年版iPad Airのデザインほど劇的な変化とは言えず、小さな変更点の1つにすぎない。小さいことはいいことだが、これが重要な差別化要因になるとは感じられない。初めて手にしたときは、すぐに少し軽くなっているのが分かった。2013年版iPad AirのWi-Fi版が469gであったのに対し、iPad Air 2は437gになっているが(Wi-Fi+Cellularモデルは、先代が478gで、第2世代は444g)、200g近く軽くなった2013年の劇的な軽量化とは比較にならない。
iPadの形状は、さらに改善された。すっきりしていて、しっかりした金属とガラスでできており、シャープで持ちやすい。以前より壊れやすくなっている可能性があるので、落としてしまった時のためにケースに入れておいた方がいいだろう。これは明らかにケースに入れることを前提に作られている。筆者はiPad Air 2を曲げてみようとしたことはないが、他の薄いガジェットと同じで、これも丁寧に扱うことをお勧めする。
カラーオプションにはゴールド、シルバー、スペースグレイがあり、ディスプレイの周囲は黒か白のガラス、背面はメタルになっている。スペースグレイのメタル部分は暗い色のアルミニウムで、新しいカラーのゴールドは、どちらかというとブロンズがかっている。
iPad Air 2にはようやくTouch IDが搭載された。これは「iPhone 5s」で導入されたが、2013年のiPad AirとiPad miniでは採用されなかった機能だ。Touch IDのワンタッチ指紋認証は驚くほどうまく機能し、これを利用したアンロックや「iTunes」での購入、その他のアプリは非常に便利だ。
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