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「Moto 360」レビュー--「Android Wear」搭載スマートウォッチの使用感、機能、デザインなど - (page 3)

Scott Stein (CNET News) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2014年10月16日 07時30分
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 丸い形状を採用しているため、文字盤はポップなものとなっている。用意されている7種類の文字盤は素晴らしく、サムスンのGear LiveやLGのG Watchといった四角い文字盤の製品に搭載されている洗練されていない文字盤一式と比べるとずっと出来がよいと言える。これらの文字盤によりMoto 360は実際の時計のような見た目となり、丸いデザインのおかげでバーチャルなアナログの針が自在に時を示せるようになっている。さらに、「Google Play」ストアからアプリを入手すれば、文字盤のカスタマイズも可能だ。

 Android Wearが常に丸いデザインの特長を生かせるようになっているわけではない。一部のアプリでは、部分的に欠けたり、トリミングされたように感じるうえ、通知のレイアウトも奇妙なものになっている。Android Wearのユーザーインターフェースが丸い画面に十分に適応、カスタマイズできているとは感じられない。

提供:Sarah Tew/CNET
本体を充電用のクレイドルにセットすると、ベッドサイド用の時計に変身する。
提供:Sarah Tew/CNET

Moto 360の特徴

 Moto 360には、筆者が使ったことのあるAndroid Wear製品とはひと味違うハードウェア上の特徴が丸い形状以外にもある。例を挙げると、電磁誘導方式を使用した無接点型充電とクレイドル(「Nexus 5」に見られるような、電磁誘導方式を使用した充電用マットやアクセサリと同様のテクノロジが採用されている)や、心拍センサ、先進的なノイズ除去技術を搭載したマイクなどがある。

 同梱の充電器とクレイドルはよくできている。スマートウォッチを置くだけで充電が開始されるとともに、ディスプレイ表示が90度回転してベッドサイド用の時計として使えるようになる。また充電状況は、上品な青いリングによって表示される。実際のところベッドサイドに置く時計としてはとても優れているが、目覚まし時計としてはさほど素晴らしいわけではない。というのも、スピーカーが搭載されていないためだ(その代わりに振動する)。また、旅行用充電器としても完璧ではない。電磁誘導方式のクレイドルは大きいうえ、マグネットが使用されていないし、クリップで固定できるようにもなっていない。そして、クレイドルを置くためには水平な場所が必要となるため、リュックサックの中や飛行機の座席ポケットでの充電には適していない。

 Motorolaは高品質のマイクを誇っており、Moto 360は今まで筆者が使ってみたどのスマートウォッチよりも、騒々しい部屋での音声認識能力に優れている。この製品は人が大勢いる部屋でのささやきに近い声や、ほとんど声にならない声さえも認識し、認識ミスはほとんどなかった。しかし、Moto 360では「Google Now」を用いた検索とテキストの書き取りでしか音声認識を利用できない。つまり、電話の呼び出しやボイスメッセージの送信には使えないのだ。また、スピーカーが装備されていないため、Moto 360をスピーカーフォンとして使うこともできない。これは現時点で販売されている他のAndroid Wear搭載スマートウォッチでも同様だ。

 背面に装備された、LEDを使用する光学式の心拍センサは、サムスンのGear Liveのものと少し似ており、その動作も他社の腕時計型心拍モニタと同じだ。心拍数のチェックには、ゲージ上を針が行き来するような見た目の、クールなMotorola製アプリを使用してもよいし、Googleが提供する同様のアプリを使用してもよい。いずれも似たような読み取り結果となる。ただ、心拍を検出してくれないことも時々あり、その際にはスマートウォッチの装着位置を動かして調整をする必要があった。おそらく筆者が毛深すぎるのだろう。読み取りは継続的に行われるため、数秒待てば安定した結果が得られるようになる。

提供:Sarah Tew/CNET
提供:Sarah Tew/CNET

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