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「Moto 360」レビュー--「Android Wear」搭載スマートウォッチの使用感、機能、デザインなど - (page 5)

Scott Stein (CNET News) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2014年10月16日 07時30分
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バッテリ持続時間

 Moto 360のバッテリ持続時間は発売当初とても短く、初期設定のままでは12時間未満であった。しかし最近のファームウェアアップデートでこの状態は改善され、設定を「Ambient screen」(画面を常に表示)にし、常時接続にしておいても、フル充電後のバッテリ持続時間は約20時間となった。筆者がペアリングしたのは、Nexus 5と、サムスンの「GALAXY S5」である。Ambient screenをオフにして、画面表示を最小限度に抑えると、バッテリ持続時間は2日間に近づくはずだ。この値はサムスンのGear LiveやLGのG Watchといった、Android Wearを搭載したその他のスマートウォッチと同程度だ。

 バッテリ残量は夜には少なくなるため、就寝前には必ず、同梱されているクレイドルを使った充電が必要となる。ただ電磁誘導を用いた、Moto 360のクールな充電機能には短所もある。この製品はクレイドルの上に置いて充電するようになっているため、クレイドルを置く平らな面が必要となる。マグネット形式になっているか、クリップ留め可能なドングルがあれば、かばんの中や飛行機の座席ポケットでも充電できるはずだ。なお、完全放電状態からフル充電状態になるまでの時間は、2時間弱だった。

 Moto 360は多くの高性能スマートウォッチと同じ短所を抱えている。それはバッテリ持続時間であり、バッテリの減り具合をこまめにチェックしながら使用する必要がある。Moto 360を使うようになると、毎晩充電しなければならないガジェットがまた1つ増えることになる。毎日充電するという手間を厭わない心づもりはできているだろうか?筆者であれば、Pebbleのスマートウォッチのように性能では劣っていたとしても、3~4日は持つ製品の方を選ぶだろう。

提供:Sarah Tew/CNET
提供:Sarah Tew/CNET

まとめ

 あなたが必要としているのは何だろうか?見た目のよいスマートウォッチを作れるという証拠だろうか、それとも素晴らしいスマートウォッチだろうか?

 Moto 360は最高の見た目を持つAndroid Wear搭載スマートウォッチであり、仕様的には現存するスマートウォッチのなかで最もデザインが優れたものの1つである。しかしウェアラブル機器の世界では、見た目の重要性は機能のせいぜい半分ほどでしかない。さらに、Moto 360も他のAndroid Wear搭載スマートフォンと同様の問題に苦しめられている。それは、月並みであるという点だ。

 筆者はMoto 360を好きになりたいと心底願っていた。しかし今現在、筆者の腕にこの製品はない。しまい込んでしまっているのである。筆者が興味を失っている理由はバッテリ持続時間ではなく、画面の下部が欠けているという中途半端さのせいでもない。搭載OSがAndroid Wearであるためだ。Android Wearは人を熱中させるには不十分なのだ。今の状態では店に出向いてAndroid搭載スマートフォンを購入したいと思えないはずだ。

 Moto 360はAndroid WearとGoogleのウェアラブル機器にとってのヒーローとなるべく登場した。しかしそれは来年の話かもしれない。現在のところ、単にAndroid Wear搭載スマートウォッチのなかで最高のものでしかない。スマートウォッチ愛好家や、筆者のようなウェアラブル機器オタクにとってはそれで十分かもしれないが、その他の人々にとっては十分ではないのだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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