ソニーのXperia Z3はデザインこそ新しくないが、同社がこの数年間取り組んできたものの進化形だ。Z3は優れたスマートフォンだが、これがスマートフォン市場でソニーをグローバルに躍進させる製品になっているかどうかは、まだ判断できない。例えばHTCは、素晴らしいスマートフォンを作っているにも関わらず、競争では苦戦している。
とにかく、Z1からZ2に買い換えなかったユーザーは、Z3に乗り換えてもいいだろう。このスマートフォンは、素晴らしいディスプレイや、防水機能、優れたカメラを、スリムで魅力あるデザインのボディに詰め込んでいる。この魅力的なデザインに合わせてユーザーインターフェースを少し変えられればさらによかっただろうが、それでもZ3は非常に印象的なデバイスだ。
PlayStation 4のリモートプレイ機能についてのテストを待つ必要があるが、Z3はソニー史上最高のスマートフォンの1つだと言っていいだろう。LGのG3と同程度の出来だが、バッテリ持続時間はこちらの方がずっといい。正直に言えば、G3のQHDスクリーンは魅力だが、実際のところそれほど必要ではない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」