Forbesが、米国で多額の寄付金を支払った上位50人のリストを発表した。1位はGates夫妻だった。
Forbesが集計した米国で最も慈善的な資産家のランキングにおいて、2013年に総額26億5000万ドルを寄付したGates氏夫妻が選ばれた。これらは、病気をなくすための活動や、教育改革などの取り組みに対して寄付された。中でも、注目すべき活動としてForbesが紹介しているのが、同夫妻による国際エイズワクチン推進構想(International AIDS Vaccine Initiative)へ贈られた5000万ドルの寄付がある。2人が生涯で寄付した金額は計302億ドルで、純資産の約37%に相当する。
Gates氏夫妻は、自らが設立したBill & Melinda Gates Foundationを通じてさまざまな取り組みを行っている。同基金はグローバルな問題や関心の中から対象を選び、それらを解決しようという試みに対して、他の人々と協力して資金や資源を寄付している。
Facebookの共同創設者で最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏は、米国における寄付金額のランキングで5位につけた。2013年は、Zuckerberg氏は9億9100万ドルを教育と健康分野で寄付している。FacebookのトップであるZuckerberg氏の生涯にわたる寄付金は、純資産額の4%に相当する総額15億ドルとなった。Forbesが一例として伝えたところでは、Silicon Valley Community Foundationに対する9億9100万ドルの寄付金は、40カ国以上の国々が交付の対象となっている。
同ランキングの8位は、Intelの共同創設者Gordon Moore氏と妻のBetty夫人だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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