Forbes誌は米国時間3月3日、毎年恒例の世界富豪ランキングを発表した。同ランキングによると、Bill Gates氏が通信業界の有力者であるCarlos Slim氏を抑え、5年ぶりに世界一の富豪の座に返り咲いた。Gates氏の純資産総額が2013年の670億ドルから760億ドルへと増加した一方、Slim氏の純資産総額は730億ドルから720億ドルに低下した。Microsoftの会長であるGates氏は過去20年の間に15回、同ランキングでトップになっている。
Forbes誌によると世界には現在、10億ドル以上の資産を持つ億万長者が1645人いるという。そのうちの172人が女性で、492人が米国人だ。これらの億万長者の66%は自らの手で富を築いた一方、13%は相続によるものであり、21%は以前から保有していた財産を増やしたという。
世界の億万長者ランキングにはIT業界の人物も数多く名を連ねている。Gates氏以外にも、OracleのLarry Ellison氏、GoogleのLarry Page氏とSergey Brin氏、Amazon創設者のJeff Bezos氏、WhatsApp創設者のJan Koum氏とBrian Acton氏、Dropbox最高経営責任者(CEO)のDrew Houston氏など、今回のランキングに入った人物が数多くいる。
これらすべての億万長者のなかで最も資産を増やしたのはFacebookのCEOのMark Zuckerberg氏だ。同氏の純資産総額は2013年の152億ドルから285億ドルに増加した。また、同じくFacebookの最高執行責任者(COO)Sheryl Sandberg氏とバイスプレジデントのJeff Rothschild氏も今回初めて同ランキングに登場した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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