Appleは米国時間9月9日のイベントで発表したすべてのハードウェアを前にして、この最も気合いの入った新しいアップグレードの一部について語っていた。ただ、新たな変更は星の数ほどあるため、すべてを語り尽くすのは時間的に無理があった。それでも幸いなことにAppleはWWDCの場で、モバイルゲームを新たな高みに押し上げるための舞台裏での変更をゲーマーとゲーム開発者に向けて伝えていた。Appleは新しい描画エンジン「Metal」でiOS向けのゲームを強化しようとしている。同社の主張によると、この描画エンジンによって3Dグラフィックスの処理が今までよりも最大10倍効率的になるという。
Metalは新しいアプリやインターフェースを構成する要素ではないものの、サードパーティーの開発者らは、グラフィックスを多用するゲームを将来開発するうえでのとてもクールなツールを手に入れることになる。将来的にどのようなゲームが登場するのかは、もう少し待ってみないと分からないが、新しくパワフルなグラフィックスエンジンにはかなり期待してもよさそうだ。
9月9日のイベントでは語られなかったが、AppleはWWDCにおいて、iOS 8に搭載予定の数々の「ちょっとした機能」についてのスライドを公開していた。これらはすべてiOS 8に搭載されているが、今回の基調講演では触れられなかった。
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