9月23日〜9月29日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のApple一気読み」。
iPhone 6とiPhone 6 Plusが発売されてから、まもなく2週間。米国では待望だった大画面モデルのiPhone 6 Plusが人気だが、日本でも同様の人気を誇っている。
9月29日付けの記事で、iPhone 6が世界のどの国で作られているのか、というインフォグラフィックが紹介されている。日本は中国に次いで、関与の割合としては2位。ソニー、東芝、ジャパンディスプレイなどが主要部品であるカメラ、メモリ、ディスプレイの供給に参加しており、日本の電子部品の輸出を5%押し上げたとしている。
「iPhone 6」はどこから来たか?--インフォグラフィックで見る製造に関わった国や企業(9/29)
今回のiOS 8のリリースは、歯切れの悪さとお粗末さが目立つ。6月に開催されたWWDC 2014で、Appleが披露したiOS 8の目玉となる機能ながらも、OS X Yosemiteリリースを待たなければ利用できない機能があったり、HealthKitが上手く動作せず初版リリースから外されたりするなどの問題がある。
また、9月25日にリリースされたiOS 8.0.1は、通信ができなくなったりTouch IDが反応しないバグが含まれているとして、公開から1時間版で撤回し、9月26日にこの問題を修正したiOS 8.0.2をリリースしている。しかし、それでもなお、問題を訴えるユーザーが一部に残る。
iOS 7はデザインの大きな変更があり、アップデートのインパクトと、適用のスピードは記録的だった。これに対してiOS 8では、Apple Storeを訪問したユーザーのデータで見ると、まだ半数を超えておらず、様子見をしているユーザーも一定数いるようだ。
今後、「その他」のセクションで紹介されている10月中の新型iPadのリリース、2015年にアナウンスされているApple Watchリリースで、それぞれをサポートすることになり、メジャーバージョンアップが複数控えていると考えられる。細かな修正を行いながら、インパクトのある新機能を追加していけるかに注目だ。
「App Store」を訪問した端末、「iOS 8」搭載は46%(9/24)iPhone 6、iPhone 6 Plusのレビューが各所に掲載されている。この2つのデバイスのどちらを選ぶかは非常に悩ましい。結論から言うと、筆者はiPhone 6 Plusを選択しているが、その理由については別途記事で触れようと思う。
iPhone 6の製造コストは16Gバイト版で約200ドル、iPhone 6 Plusの製造コストはディスプレイの大型化に伴い約216ドルとの資産が、市場調査会社IHSから発表されている。耐久テストを行ったSquareTradeによると、水没を含む耐久性は、これまでよりも良好と見られているが、iPhone 6 Plusについては、耐久性の1つの要素である「折れやすさ」については議論が巻き起こっている。
「iPhone 6」、製造コストは16Gバイト版で約200ドル--IHS調査(9/23)iPhone 6 Plusが折れ曲がった、という指摘がウェブで出回るようになった。Appleは発売6日目で9件寄せられたとコメントしている。iPhone 6 Plusは大型かつ薄型のボディで、その剛性のほとんどを、非常に薄いアルミニウムのシャシーで稼いでいると言ってもよいだろう。
日本の携帯電話も、大型化に伴って、特に男性のお尻のポケットに入れる使い方では折れてしまうとして注意喚起が行われてきたが、iPhoneについても全く同じ議論が起きており、面白い。
筆者はiPhone 6 Plusを既に10日間使っていたが、誤って座って折ってしまうことを防ぐため、お尻のポケットには入れたことがない。もちろん、それまでのiPhoneも、さらに以前の携帯電話でも、同様の取り扱いをしてはいる。懸念していた、ズボンの前ポケットへの収納性については現状、特に問題なかった。
曲がった「iPhone 6 Plus」、保証対象になる可能性--アップルのサポートデスクが示唆(9/25)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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