9月16日〜9月22日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のApple一気読み」。
9月19日、米国、日本をはじめとする国でiPhone 6/iPhone 6 Plusがリリースされた。これに先立って、最新のモバイルOSである「iOS 8」もリリースされ、iPhone 4S以降、iPad 2以降でアップデートできる。今週、新型iPhoneにまつわる記事が大量に配信されているので、まとめていこう。
Appleのトップがメディアのインタビューに応じるチャンスは非常に限られていたが、Tim Cook氏は相手を慎重に選びながらも話をするようになった。米国で非常に著名なPBSのチャーリー・ローズ氏の番組に出演したCook氏が語った内容は、以下の記事から見られる。
特に、個人情報収集やプライバシーに関して「他社ときわめて異なる考え」であることを表明している。例えばiMessageについて、あるいはApple Payのトランザクション情報についても、Appleが関知しないところで暗号化を施して処理しており、政府からの要求に対する考えを示している。
アップルのクックCEO、「iPhone 6」など新製品や今後を語る--ジョブズ氏にも言及(9/16)今回のiPhone 6、iPhone 6 Plusは、これまでのiPhoneの中で、さらにはAppleが発売する製品の中で、最大規模の売り上げに到達する可能性がある。24時間で400万台の予約を受け付けており、これは過去最大の記録となった。
日本は時差の関係で、世界でも最も早くiPhoneが発売される国・地域に含まれている。9月19日午前8時、一斉にiPhoneが発売され、Apple Store表参道には1000人を超える行列ができた。こうして新型iPhoneを求めた顧客は世界中で列を作り、発売後3日間で1000万台を販売する新たな記録を打ち立てた。
これまで、米国等で見られていた中国向けの転売目的での購入は、日本でも明るみに。SIMフリーモデルの発売日からの販売と、中国の高速無線通信をサポートするモデルが用意されたことが要因と見られる。筆者が早朝から取材していた表参道の行列の中でも、10人以上のグループで横入りをして行列に加わる様子に出くわした。
「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」の予約数、24時間で400万台突破--過去最多(9/16)iPhone 6、iPhone 6 Plusが発売されて週末を過ぎ、レビュー記事が上がり始めている。筆者も早速iPhone 6 Plusを使い始めているが、やはりファブレットサイズという新機軸へ到達した5.5インチディスプレイを備えるiPhone 6 Plusへの関心が高いようだ。
サイズが変わったことはもちろん強調されているが、筆者が実際にこれまでのiPhoneと比較して驚いたのは、ディスプレイの美しさだ。非常に薄型化され、また素子を紫外線を使って整列させる製造方法を採用したこだわりのディスプレイは、発色やコントラストが非常に向上しており、視野角も倍に広がった。まるでステッカーと見間違えるほどの出来だ。
このディスプレイで、iPhoneで撮影した写真を見ると、まるで自分の撮影の腕が数段上がったかと錯覚するほどだ。
また大型化されたとはいえ、薄型化と、側面のエッジを落としたことにより、握り心地は変わり、iPhone 5sの角が当たる感覚がなくなった。ディスプレイにしても握り心地にしても、店頭で触れなければ体験できないことも多い。機会を見て触ってみるとよいだろう。
「iPhone 6 Plus」の第一印象--5.5インチ画面搭載ファブレットサイズの新モデル(9/16)iPhone 6の発売に合わせて、iOS 8が配信された。今回は、一部の機能ごとに段階的なリリースになりそうだ。
HealthKitは記事にもある通り、一部の対応アプリのリリースが延期されるなど、すぐに使い始められない場合がある。また、これはアナウンスされている通り、米国内でのApple Payは10月に開始予定で、次のOSのアップデートから機能が利用できるようになる見込みだ。
またMacとのHandoff連携などについても、OS X Yosemiteがリリースされるのを待つ必要がある。
アップル「HealthKit」、大学病院の試験的プログラムで使用予定か(9/16)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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