Twitterは、米国で少数のTwitterユーザーを対象に、現在「Buy」ボタンをテスト中であると同社のブログで発表した。同ボタンによってTwitterユーザーは、「iOS」および「Android」上のTwitterアプリ内で、購入処理全体を完了することができるようになる。
Twitterはこのボタンを、ユーザーが限定商品に関するお買い得情報を検索したり、購入したりするための楽しい手段として宣伝しているが、その大きな計画の最終的な目的は、収益をさらに増やすことにある。TwitterはBuyボタンによって、ブランドや販売業者が同社のプラットフォームを利用して、フォロワーとの間に築き上げた直接的な関係を、独自の売り上げに転換しようすることを期待している。
当然ながら、アプリ内購入のセキュリティには危険が伴う恐れがあるため、Twitterは、初回購入時にユーザーが入力する必要のある配送および決済情報を保護するために、暗号化規格を組み込んだと述べた。
購入手続きは次のとおりである。Buyボタンをタップした後、ユーザーは配送および決済情報の入力を求められる。データを入力し、購入を確定すると、注文が販売業者に送信され、これだけでTwitterにおける商品販売が(理論的には)完了する。
Twitterは、Fancy、Gumroad、Musictoday、Stripeと提携してBuyボタンを構築したと述べ、今後数カ月間のうちにボタンテストの範囲拡大に伴って、より多くのパートナーを取り込む計画だと述べた。
それまでの間は、ごく一部の限られたブランド、アーティスト、非営利団体だけが、ツイートに販売商品を投稿する予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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