ヤフーは9月1日、スマートデバイス向けのリッチ広告を開発して販売する新会社「リッチラボ株式会社」を同日付で設立し、営業を開始したと発表した。スマートデバイスに最適な“広告クリエイティブ表現”に注力したリッチ広告の開発と販売を行い、他の広告配信業者との差別化を図る。
リッチラボは、ヤフーが2013年9月1日に開始した企業内起業家育成制度「スター育成プログラム」を通じて法人化した第1号目の会社となる。メンバーは法人化を実現した3人と、ヤフーの若手社員を加えた計9人で、エンジニアとデザイナーの経験者を中心に構成されている。
今後、スマートフォンやタブレットのみならず、次世代のデバイスも対象とした最先端の広告の研究や、新規サービスの開発や実験を行うことも視野に入れているという。
リッチラボの資本金は4500万円。代表取締役社長には鈴木辰顕氏が就任した。
CyberZが2月に発表したスマートフォン広告市場の動向調査結果によれば、PCからスマートフォンに移行が進む中、2013年のスマートフォン向け広告市場は前年比192%(1652億円)となり、2016年には3058億円にまで成長すると見られている。
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