Googleは米国時間8月7日、「Google Fit SDK」のプレビュー版を開発者向けにリリースした。Android携帯機器上のフィットネスアプリやセンサによって生成されたアクティビティデータを収集するための初期ツールが提供されたことになる。
対象機器にはスマートフォンやタブレットに加えて「ウェアラブル」と呼ばれるようになった新しいカテゴリのデバイスが含まれるが、これらに限定されるわけではない。
健康&フィットネス分野について、Googleは心拍数モニタやコネクテッドスケールなどの例を挙げた。
今回のプレビュー版SDKは、処理を実行して情報をクラウドと同期するためのセンサ、記録、履歴を中心とする3つのAPIで構成される。
「Google Fit」チームの製品マネージャーを務めるAngana Ghosh氏はブログ投稿で、「ユーザーの許可を得たうえでユーザーのフィットネス履歴にアクセスできるようになる。これによって、個人的な指導や深い洞察、お勧めのフィットネスといったさらに興味深い機能をアプリの中で提供できる」と述べた。
開発者らは、「Google Play Services」の新版をダウンロードする必要がある。現在のところ、「Nexus 5」および「Nexus 7」用の「Android L Developer Preview」システムイメージの中に、Android用「Google Fit API」が含まれている。端末上にローカルに保存されたフィットネス履歴には、直ちに対応することができ、クラウドバックエンドへのアクセスは、まもなくサポートされる予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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