Facebookのオンラインおよびモバイル広告の計画のうち、ビデオに関する部分が強化されることになりそうだ。同社はオンラインビデオ広告プラットフォームのLiveRailを買収することに合意したと発表した。
LiveRailはマーケティング担当者やビデオ広告ネットワークを対象とするサービスを提供しており、パブリッシャーが、デジタルビデオをより賢明な方法で販売できるように支援する。同社のサービスには、リアルタイムに落札できる非公開および公開の動画広告用マーケットプレースや、広告ネットワークの管理と最適化のための一元化されたダッシュボードなどがある。
サンフランシスコに本社を置き、ニューヨーク、ロンドン、ルーマニアにオフィスを構えるLiveRailは2007年の創設。Major League Baseball(MLB.com)、ABC、A&E Networks、Gannett、Dailymotionなどが現在、同社のウェブサイトおよびアプリサービスを利用する。
Facebookで広告製品マーケティングおよび「Atlas」担当バイスプレジデントを務めるBrian Boland氏は米国時間7月2日付けのブログ投稿で、今回の買収について、関連性が高く魅力的なビデオ広告を提示するという共通の目標に向けた「提携」だと表現した。
LiveRailの共同創設者で最高経営責任者(CEO)を務めるMark Trefgarne氏はこれに続く別の声明で、今回の買収で170人を超える世界中の同社従業員は、「広告技術業界の構図を再定義し、パブリッシャーのために新しい技術基準を設ける機会」を得られると述べた。
買収の金銭的条件は公表されていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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