AmazonはサムスンやAppleといった強豪に立ち向かうという大きなリスクを取った。こういったことは今までにもタブレット分野であったものの、同分野はスマートフォンほど確立されていない、そして重要な分野でもなかった。
3D機能、そしてFireflyというスキャンアプリはいずれもクールでユニークな特徴であるが(われわれはプラスの評価をしている)、一般の人々がこれらの点に引かれて購入を決断することはないだろう。
それよりも顧客は、Amazon Primeを1年間無料で使用できるという特典に引かれるはずだ。これはAmazonのショッピングや音楽、動画のストリーミングといったオンラインサービスをよく利用している顧客や、同社のKindleやFire TVを所有している顧客に特に言えることだろう。
また、価格とスペックのバランスという点もある。通信キャリアとの契約込みで32Gバイトモデルが199ドルという価格は、サムスンの「GALAXY S5」やHTCの「HTC One M8」といった、より高いスペックと豊富な機能で市場に君臨しているAndroid携帯の最上位機種と同じくらいだ。しかし、その差は大きなものではなく、AmazonはAmazon Primeの1年間無料使用という特典と、無制限のオンライン写真ストレージにより価格面での魅力を高めている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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