Microsoftの新しいタブレット「Surface Pro 3」は前機種よりも薄くて軽いかもしれないが、修理が困難だという点は変わらないようだ。
ガジェット分解サイトiFixitは、米国時間6月20日に米国で発売になったSurface Pro 3を分解し、「Repairability」(修理のしやすさ)と同社が名づける項目で、同端末に最低評価を与えた。Surface Pro 3は、これまでのモデルの「Surface Pro」や「Surface Pro 2」と同様に、修理のしやすさのスコアは10段階評価の1だった。
Microsoftの最新タブレットには、Surface Pro 2に使用されていた90個を超えるネジの代わりに、「何だかとにかく忌まわしい接着剤」が使用されているとiFixitは述べた。ディスプレイやバッテリなどの多数のコンポーネントを固定するためにこれが使用されており、そのためにどのような修理も非常に困難になっているという。さらに、薄型ディスプレイ部品は、溶融ガラスパネルと液晶ディスプレイで構成されており、取り外して交換するのは「極めて困難」だとiFixitは述べている。「ひとつ間違えれば、画面を失うことになるだろう」と同サイトは警告している。
iFixitによると、Surface Proには、Intel、サムスン、Marvell、Winbondなどのチップが搭載されているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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