サムスンは米国時間6月12日に「Galaxy Tab S」を発表し、Appleの「iPad」を追撃する態勢を整えた。
理論上は、Galaxy Tab Sはほとんどあらゆる面でiPadを凌駕している。高解像度ディスプレイ、128Gバイトまで拡張可能なストレージ、そして高速な無線接続機能がわずか6.6mmの薄型ボディに搭載されているのだ。
新しく発表されたGalaxy Tab Sには、2つのアプリの同時表示など、サムスンのスマートフォンに搭載されている機能もいくつか提供されている。また、「SideSync」を利用すれば、Galaxy Tab Sを「Galaxy S5」などの対応デバイスとペアリングできる。2つのデバイスをWi-Fi経由で互いに接続すれば、ファイルをやり取りできるだけでなく、タブレットから電話をかけることも可能だ。
Galaxy Tab Sには8.4インチと10.5インチの2種類のモデルが用意される予定だが、スペックはどちらのモデルでも同じだ。詳しくは下の表を見てほしい(注:米国外での販売価格はまだ発表されていない)。
Galaxy Tab S | iPad Air | |
---|---|---|
価格 | 499ドル(10.5インチ) 399ドル(8.4インチ) | 499ドル(16Gバイト) |
ストレージ | 16Gバイト | 最大128Gバイト |
厚さ | 6.6mm | 7.5mm |
重量 | 465g(10.5インチ) 294g(8.4インチ) | 469g(Wi-Fi) 478g(Wi-Fi+Cellular) |
OS | Android 4.4 KitKat | iOS 7 |
CPU | 1.9GHz Exynos S Octa CPU | Apple A7チップ |
画面 | 2560×1600ピクセル | 2048×1536ピクセル |
RAM | 3Gバイト | 1Gバイト |
拡張スロット | microSD(最大128Gバイト) | なし |
接続 | 802.11ac、LTE | 802.11n、LTE |
バッテリ持続時間 | 動画で11時間 | 最大10時間 |
カメラ | フラッシュ付8メガピクセル 2.1メガピクセル(前面) | 5メガピクセル 1.2メガピクセル(前面) |
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス