日本マイクロソフトは6月2日、「Surface Pro 3」を7月17日に発売すると発表した。事前予約は個人向けが6月3日午前0時から、法人向けは6月9日から受注を開始する。
価格はいずれも税抜で、一般向けが9万1800円から、法人向けは10万800円からとなる。ただし、最下位モデルはとなるCore i3モデルは8月に発売予定で、予約の対象外となる。新製品の登場に伴い、Surface Pro 2は在庫がなくなり次第終了する。なお、Surface 2は引き続き継続販売される。
「はっきり申し上げて、もうヤバイ、すごいデバイス」──日本マイクロソフト 代表執行役 社長の樋口泰行氏はこうアピールする。
「現行のSurface Pro2はフルPCの機能があるといっていたが、ちょっと分厚い、重いというフィードバックをいただいていた。どちらかというとPCに近い厚さだった。今回はすべてをクリアしているデバイスと認識している」と説明した。
Surface Pro 3は、重さ約800g、厚さは9.1mm。「11インチのMacBook Airよりも30パーセント薄い」としている。発表会では米国に続き国内でも量りでMac重さを比較、日本ではMacBook Pro 13インチと比較し、単に本体の比較だけでなく、おやつのりんごを加えても軽いとアピールした。
12インチの画面とキックスタンドを装備し、スタイラスをサポートする。また、USB 3.0に加えて、Microsoftの人気の高い「Type Cover」を複数の色でサポート。Surface Pro 3には、Intelのプロセッサである「Core i3」「Core i5」「Core i7」が搭載されており、前機種となる Surface Pro 2と比べて性能が向上している。
日本向けには、商用利用権付きの「Office Home and Business 2013」とMetaMojiの手書きノートアプリ「Note Anytime for Surface」が標準で付く。
Surface Pro 3は米国で5月20日、ラップトップと同等の処理能力と性能を備えた軽量タブレットとして発表された。
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