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セールスフォースがとらえる変化--決定的な違いはつながる先が顧客であること

怒賀新也 (編集部)2014年06月10日 17時02分
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 セールスフォース・ドットコムは6月10日、ユーザーカンファレンス「Salesforce1 World Tour Tokyo」を東京ミッドタウンで開催した。あらゆるモノがネットワークにつながる時代における顧客との関係構築をテーマに、ユーザー事例を交えながら新製品やサービスを紹介した。

 また、モバイルマーケティング分野でLINEとパートナーシップを締結することも明らかにしている。

 4月に新たに会長兼最高経営責任者(CEO)に就任したばかりの前日本ヒューレット・パッカード社長の小出伸一氏は冒頭、日本法人の目標として「国内で1000億円以上の売り上げ、社員数2000人」だと話す。一般的な外資系企業よりも、日本法人にかなりの権限が委譲されていることを強調した。

明治安田生命での活用方法を聞く小出氏
明治安田生命での活用方法を聞く小出氏

 小出氏は、新規の顧客として、明治安田生命、丸紅、富士通の名前を挙げた。丸紅は営業力の強化、富士通はビジネスのグローバル展開に伴うコールセンター業務の強化にセールスフォース・ドットコムのシステムを導入しているとのこと。

 明治安田生命は、セールスフォースが2013年11月に発表した新サービス「Salesforce1」を全社的に採用。営業と内勤合わせて4万人の従業員が活用する。

 新たなブランド戦略としてアフターフォローに着目。Salesforce1 Sales Cloudを使い、営業担当者と内勤者がリアルタイムに情報を共有することで、対面によるアフターフォローのスピード化を図る。今後、予算や採用の管理などさまざまな分野のアプリケーションをSalesforce1 Platformで構築する予定としている。

システムのつながる先

 基調講演の中心となったSalesforce1について、取締役社長兼最高執行責任者(COO)の川原均氏が詳しく触れた。

取締役社長兼最高執行責任者(COO)の川原均氏
取締役社長兼最高執行責任者(COO)の川原均氏

 川原氏は、ITの世界における第一の波が、50年前に三井銀行がIBMの「System 360」を導入したことで、手作業で処理していたものが自動化されたと指摘。第二の波は、MicrosoftによるPC、Oracleによるデータベースなどクライアントサーバの登場とした。

 現在、第三の波が来ているとして、ソーシャル、モバイル、クラウド、Internet of Things(IoT)といった構成要素を示す。この時に「システムのつながる先が顧客であることがこれまでと決定的に違う」と川原氏は指摘し、これを「Internet of Customer」というキーワードを使って表現した。これまでのシステムは、基本的に接続先が社内など限られた範囲だったとする。

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