ヤフーは5月30日、「Yahoo!ニュース」のコンテンツパートナーであるメディア企業向けに、各社のサイト回遊を促進するソリューション「Yahoo!コンテンツディスカバリー」を9月から提供することを発表した。
Yahoo!コンテンツディスカバリーは、メディア企業をつなぎ、ユーザーの興味関心やソーシャルメディアでの話題性、閲覧している時間帯、デバイスなど、さまざまな要素を組み合わせた独自のアルゴリズムを用いて、ユーザーごとに最適なニュース記事をレコメンドするソリューション。
メディア企業は同製品を自社サイトに導入することで、サイトを訪問したユーザーに対して、自社サイトの記事のなかから最適な記事をレコメンドでき、ユーザーの回遊率の向上が期待できるという。また、参画するメディア企業のサイト同士をつないでネットワーク化するため、ユーザーの興味関心にあわせた記事をサイトをこえて提供できるとしている。なお、他社サイトに送客した際には、対価を得られるとのこと。
ヤフーでは同製品の提供にあたり、コンテンツレコメンド技術を持つ米Taboolaと提携した。同社は2007年に創業し、2014年5月現在、グローバルで月間表示回数1300億のコンテンツレコメンデーションを提供しているという。
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