Googleは従業員に高額の給与を支払っていると、以前からよく言われてきた。そして、最新のデータはその話に真実性があることを示している。
企業評価サイトのGlassdoorは米国時間5月23日、給与と手当が手厚い企業25社の2014年ランキングを発表し、Googleが1位に輝いた。高額の給与と無料の通勤手段、食事を料理してくれる一流シェフを享受する同社の従業員は、満足しているようだ。
GoogleのシニアソフトウェアエンジニアはGlassdoorに対し、「Googleは職業的、そして個人的に従業員の面倒を本当によく見てくれる。手当は信じられないほど手厚い。私のチームはこの1年間にタホとラスベガス、ハワイに行った。Googleは、従業員がキャンパスから離れたくなくなるような環境を作り出している」と述べた。
あらゆる業界の数十万人の従業員が調査に参加して、回答を自発的にGlassdoorに提出し、その結果を基にランキングが作成された。Glassdoorは、上位25社の各企業の従業員の給与額に関する詳細は公表していない。
Glassdoorのリストで、Googleに僅差で続いたのはFacebookだ。Facebookはすべての企業の中で3位と評価され、テクノロジ企業では2位に輝いた。テクノロジ企業で3位になったのはAdobeで、同社は全体でも4位に入った。同リストには、ほかにSalesforceやMicrosoft、eBayなどのテクノロジ企業がランクインしている。
FacebookのプログラムマネージャーはGlassdoorに対し、「素晴らしい手当と従業員特典が提供されている。社内で利用可能な医療施設やカイロプラクター、鍼療法、ジムのほか、私がまだ試していないものもたくさんある」と述べた。別のFacebook従業員(ソフトウェアエンジニア)は、「素晴らしい給与と株式とボーナス。驚くべき特典の数々。幅広い選択肢の中から好きなものを選べる食事。素晴らしいキャンパス。美味しい食べ物が提供される定時のチームハッピーアワー。手当や特典を挙げていくときりがない」としている。
テクノロジ企業は、無料のグルメ料理や社内の洗濯室、仮眠室といった素晴らしい恩典の数々を含む高額の給与を従業員に提供することで知られている。したがって、Glassdoorが選出した給与と手当が手厚い企業のリストにテクノロジ業界の企業が多数ランクインしたのは、意外なことではない。同リストの上位25位のうち、12社がテクノロジ分野の企業だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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