電子書籍アプリを提供するビューンは4月7日、電子雑誌とコミックに関するユーザーの利用状況を調査・分析した結果を公開した。調査データは、3月2~8日のビューン利用者のアクセスデータを分析したものとなる。
それによると、平日1日当たりの平均閲覧時間は雑誌が18.3分、コミックが92.7分。また、雑誌閲覧時間は「15分未満」が58.7%と最も多かったのに対して、コミック閲覧時間は「2時間以上」が25.7%と最も多く、「1時間以上」(20.9%)と合わせると46.6%を占めたという。休日は平日に比べて雑誌・コミック共に平均閲覧時間が長くなり、平日と同様にコミックの閲覧時間が長い傾向となった。
また、雑誌とコミックの1日の閲覧時刻ごとの割合を平日・休日に分けて分析した結果によると、平日においては雑誌・コミックともに午後6時から午前2時の割合が高く、多くの人は夕方から夜にかけて電子書籍を読んでいるという。雑誌とコミックの差が現れるのは朝と深夜で、平日・休日に関わらず、情報の鮮度の高い雑誌は朝に、ストーリーをじっくり楽しむコミックは深夜に読まれる傾向があるとのこと。
定額制でコミックを読むユーザーの平日1日当たりの閲覧冊数は、 2~5冊が48.1%で一番多く、10冊以上読む人も13.6%に達するという。休日には多くの冊数を読む割合が高くなり、10冊以上も読む人が平日よりも5.6%高い19.2%もいることがわかった。
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