Googleの新たな買収は、発売がうわさされているセットトップボックスに、洗練されたゲーム機能が追加されることを暗示しているのかもしれない。PandoDailyは、Googleが先ごろGreen Throttle Gamesを買収したことを確認している。
Green Throttle Gamesは、Bluetoothコントローラ「Atlas」と、「Android」アプリ「Arena」で知られている。Arenaはスマートフォンやタブレットを簡易的なゲーム機に変えるアプリだ。Green Throttleは、2013年11月に同社のウェブサイトに掲載された不可解なメッセージの中で、Arenaアプリの提供を中止し、同アプリのバックエンドサポートもすべて終了すると発表していた。
同社はこのメッセージの中で、「Green Throttleの進化について随時お知らせするので、引き続き注目してほしい」と書いている。サムスンがGreen Throttleを狙っているとの報道もあったが、その進化の次のステップは、Googleの一部になることのようだ。
Green Throttle Gamesは2012年にCharles Huang氏、Matt Crowley氏、Karl Townsend氏によって設立された。Huang氏はGuitar Heroの共同設立者として知られており、PandoDailyによれば、同氏がGreen Throttleの権利を保持し続けるという。Crowley氏とTownsend氏はGoogleに入社しているが、同氏らの肩書きについては明らかになっていない。
Googleがインターネットやゲーム、そのほかのエンターテインメントをユーザーのテレビにストリーミングできるセットトップボックスを開発中だといううわさが、この数カ月間飛び交っていた。しかし、GoogleのGreen Throttle買収によって、開発中とされるセットトップボックスにゲーム機能が増えることになるかどうかはまだ不明だ。
買収の条件は公表されていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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