申し訳ないが、筆者には「Barbie(バービー)」人形が全く魅力的に見えない。
これはBarbieのせいではない。筆者が会った、自分をBarbieのように見せようとする女性は総じて、ある種の非官能的な雰囲気をいつも漂わせていたからだ。
従って、現実的なBarbieを作ることを決意したNickolay Lamm氏の取り組みを、筆者は非常にうれしく感じている。
アーティストであり研究者でもあるLamm氏は、このように自問した。「着せ替え人形が標準的な人体のプロポーションを使って作られたら、どうなるだろうか?」
これこそが、同氏による標準的な外見のBarbieの試作品を世に出そうとするクラウドソーシングキャンペーンの見出しなのだ。
Lamm氏は自身のサイトで、同氏の「Lammily」人形は「典型的な人のプロポーション」になっていると述べている。LammilyはBarbieよりも明らかに背が低く、化粧も薄い。確かに、平均の定義というものは存在しない。しかし、この人形がBarbieよりも現実的であることは確かだ。
Lamm氏は3Dのプロトタイプを既に作成しており、Lammilyを皆さんの元に届けるために9万5000ドルの資金を募っている。
同氏は、人形製作の世界を理解するのにあたり、Barbieを製造するMattelでかつてバイスプレジデントを務めていたRobert Rambeau氏の協力を得たとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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