「Outlook.com」からの「Skype」利用、全世界で可能に

Lance Whitney (Special to CNET News) 翻訳校正: 緒方亮 高森郁哉 (ガリレオ)2014年03月05日 10時27分

 全世界の「Outlook.com」利用者は、受信トレイを離れることなく「Skype」を利用できるようになった。

 Skypeのマーケティング担当幹部を務めるKaren Tong氏が米国時間3月4日に投稿したブログ記事によると、SkypeのOutlook.comへの統合が世界中で利用可能になったという。米国、英国、ドイツなど一部の国のユーザーには、2013年から提供されていた。

 Outlook.comのアカウントでSkypeの統合を有効にするには、まず必要なプラグインをダウンロードしてインストールする。インストールが完了すると、Outlook.comのアカウントを開くよう指示される。

 Outlook.com上では、右上にある「メッセージング」のアイコンをクリックする。Outlook.comのアカウントとSkypeのアカウントが別々の場合は、Skypeの連絡先をOutlookにインポートすることを選択できる。その後、Skypeの連絡先の相手と、以下の3通りの方法で通話を開始できる。

  1. 特定の相手とSkypeで話したい場合は、メッセージングアイコンをクリックする。「新しい会話を始めます」とある欄にその人の名前を入力し、音声通話ボタンかビデオ通話ボタンをクリックする。
  2. インスタントメッセージ(IM)で会話している最中にSkypeで通話したくなったら、Skypeの音声通話ボタンかビデオ通話ボタンをクリックする。
  3. 電子メールを読んでいる最中に相手とSkypeで話したくなったら、その相手の画像の上にマウスカーソルを合わせ、連絡先の詳細の上に現れる音声通話ボタンやビデオ通話ボタンをクリックする。

 留意すべき点は、相手がSkypeの連絡先としてOutlook.comに登録されていないと、上記のいずれの方法も機能しないことだ。

 最新版のプラグインはまた、HDビデオ通話をサポートしている。さらにTong氏は、Skypeの呼び出し音が通話開始後も鳴りやまない不具合が、このプラグインで修正されると約束している。


提供:Microsoft/Screenshot by CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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