Dropboxへの保存やBASIC認証にも対応したキャプチャアプリ「MobWeb.Goody」

 「MobWeb.Goody」は、iPhoneで表示中のウェブページを画像化して保存できるアプリだ。ページ全体を原寸大で保存できるのはもちろん、Dropboxへの書き出しにも対応。さらにBASIC認証が必要なページのキャプチャにも対応するなど、高機能なことが売りだ。

  • ホーム画面。まずはキャプチャしたいサイトを検索する

 本アプリの呼び出し方は2通りある。ひとつはアプリを直接立ち上げる方法で、キャプチャしたいページを検索して表示させ、画面下部のボタンを押すことにより、キャプチャが実行される。キャプチャが完了するとすぐさま処理を尋ねられる。保存先はカメラロールやメール添付のほか、Facebookへの投稿、さらにはDropboxへの保存も可能なので、キャプチャしてすぐ共有したい場合に向く。

 もうひとつの呼び出し方は、ブックマークレットを用いてSafariから呼び出す方法だ。キャプチャしたいページを表示した状態でブックマークレットをタップすると、対象のページを表示した状態で本アプリが起動する。あとの流れは同様で、画面下部のボタンをタップすればキャプチャが実行される。

 本アプリの特徴はオプションが豊富なことだ。保存形式はPNGとJPGから選べるほか、キャプチャ対象も表示領域かページ全体かをあらかじめ設定しておける。後者はともかく、保存形式を選べるアプリは多くないだけに、用途によっては重宝するだろう。

 また一風変わったところでは、同等アプリではログインすら不可能なことが大半な、BASIC認証に対応しているのも特徴だ。IDとパスワードを保存しておくこともでき、ウェブ管理画面を持つ機器の設定ページや、企業サイトなどのキャプチャを撮るのに向いている。

 英語のアプリかつ有料ということで躊躇しがちだが、動作も安定しており、有料で購入する価値は十分にある。キャプチャが完了するとすぐに処理方法の選択肢が表示されるなど、操作の手数がなるべく少なくなるよう配慮されているのもよい。ブックマークレットの設定さえ最初にきちんと行っておけば、あとは用途に合わせて自在に活用できることだろう。

  • 今回はCNETのトップページを表示した。画面下中央のマークをタップすることでキャプチャが実行される

  • キャプチャが完了すると処理方法を尋ねられる。ここで選択肢の一つとしてDropboxへの保存が出てくるのは珍しい

  • カメラロールに保存した画像。ファイル形式はPNGのほかJPGも選択できる。幅640ピクセルの原寸大で保存される

  • オプション画面。キャプチャ対象は表示領域またはページ全体から選べる。FacebookおよびDropboxとの連携設定はここで行う

  • ブックマークレットも用意されており、Safariから直接呼び出すこともできる

  • BASIC認証にも対応しており、IDとパスワードの保存も可能だ

>MobWeb.Goodyのダウンロードはこちらから

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