ウェブページの原寸大キャプチャと編集ができるiOSアプリ「Page Capture」

 「Page Capture」は、iPhoneで表示中のウェブページを1枚の画像として保存できるアプリだ。原寸大のスクロールショットに対応するほか、簡易な編集機能を備えており、アプリ内でトリミングなどの加工が行えるのが強みだ。

  • 起動するとまずGoogleのトップページが表示されるので、キャプチャしたいページを検索して表示させる

 アプリを起動するとGoogleのトップページが表示されるので、検索してキャプチャしたいページを表示させたのち、画面下部のカメラマークをタップする。表示領域だけをキャプチャするか、あるいはスクロールしてページ全体をキャプチャするかを尋ねられるので、どちらかを選択して実行すると、スクリーンショットが取得されるという流れだ。

 取得した画像はPNG形式で、カメラロールへの書き出しのほか、メール添付や、各種SNSやオンラインアルバムサービスへの投稿が可能だ。またエディタを内蔵しているので、テキストなどを追加したり、トリミングを行うことも可能だ。

 本アプリの強みは、スクリーンショットが原寸大で取得できることだ。同等アプリでは半分のサイズ(幅320ピクセル)大きさに自動リサイズされてしまうものも少なくないが、本アプリでは幅640ピクセルの原寸大で取得されるので、サイトの見た目をそのまま保存したい場合に最適だ。

  • 今回は試しにWikipediaのトップページを表示した。続いて下部メニューバーのカメラアイコンをタップする

 一方、縦に長いページでは画像のサイズが巨大になることもあるので、あまり縦に長いページを取得しようとするとアプリ自体が落ちる場合もある。試した限りでは、同等アプリに比べてサイトとの相性がかなりあるようで、例えばCNETのトップページ全体を取得しようとすると必ず落ちるのはマイナスだ。

 また、同種アプリによくあるブックマークレットが用意されていないので、Safariで閲覧中のページをそのままキャプチャするといった使い方はできない。これらを除けば全体的に機能の不足はないのだが、なによりもさまざまなサイトに対応できる安定性の向上が喫緊の課題と言えそうだ。

  • 見えている領域だけをキャプチャするか、ページ全体をキャプチャするかを尋ねられる。今回は後者を選択

  • キャプチャが実行される。同種のアプリに比べると、この段階で落ちることが多いのがネック

  • キャプチャに成功し、生成された画像が表示された。幅は原寸の640ピクセルとなる

  • キャプチャ画像はカメラロールに保存するほか、メールへの添付、FacebookなどSNSへの投稿など、さまざまな使い方ができる

  • エディタを内蔵しており、アプリ内でトリミングなどの加工を行うことも可能だ

  • 履歴機能を備えるので、過去にキャプチャしたサイトを繰り返しキャプチャする場合にもすばやく呼び出せる。ブックマーク機能も備える

>Page Captureのダウンロードはこちらから

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