最近ではビジネスシーンで私物のスマホやタブレットを使う、いわゆるBYODも珍しくなくなってきた。電話やメールといった通信手段として使うケースのほかに、PCの代替としてプレゼンなどに活用するケースも多い。また、電卓として使ったり、カメラ機能をメモ代わりに使うといった、カジュアルな用途で用いられるケースも多い。
その一方、ずばり社内業務で使うわけではないが、出社や通勤、会議や飲み会など、ビジネスマンにはつきもののシチュエーションにおいて、事を円滑に運ぶことを目的に作られたアプリも数多くリリースされており、スマホの利用価値を高めている。今回はこうした、インストールしておくとビジネスシーンのどこかで重宝するかもしれない、かゆいところに手が届く便利アプリを紹介しよう。
会議や飲み会から抜け出すきっかけを作る「FakePhone!」「FakePhone!」(200円:2月10日時点)は、誰かから急に電話がかかってきたように周囲に見せかけることで、会議や飲み会などから抜け出す口実を作るアプリ。電話口からリアルなダミー音声が聞こえるので、それに合わせて相槌を打つことで、さも実際に喋っているかのように演出できる。
休暇申請メールを手軽に作成できる「休みの言い訳(会社用)」「休みの言い訳(会社用)」(無料:2月10日時点)は、会社に対して休暇取得をメールで申請する際に使える文例集アプリ。申請の理由や不在時の対処方法、「ていねいな感じ」「フレンドリーに」といった文体を選んでいくだけで、適切な“言い訳”メールをかんたんに作成できる。
さまざまな値を相互に変換できる「変換くん」「変換くん」(無料:2月10日時点)は、さまざまな値を相互に変換できるアプリ。センチとインチ、グラムとオンスなど、プリセットされている単位を選ぶだけで値をすばやく変換できる。また面積などでは「東京ドーム」「甲子園」など、実感しやすい身近な広さで表す機能も備えている。
世界各地の時間をビジュアルで表示できる「世界時計」「世界時計」(200円:2月10日時点)は、世界各地の時間を並べて表示できる時計アプリ。デフォルトでは5つの年が登録されており、他の都市がいま何時かを手軽にチェックできるので、海外の支社や取引先のビジネスタイムに合わせて連絡を取りたい場合に重宝する。
回線規制時に役立つ帰宅支援アプリ「かならず帰る」「かならず帰る」(無料:2月10日時点)は、GPSで現在位置を調べ、あらかじめ登録しておいた目的地までの距離と方角を表示するアプリだ。災害にともなう通信回線規制で地図アプリが使えない場合の代替として利用できる。コインパーキングに駐めた営業車の位置を把握する用途にも便利だ。
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