ITビジネスのオンラインメディア「CNET Japan」を運営する朝日インタラクティブは12月10日、マーケティングを軸にしたビジネスイベント「CNET Japan Live 2013 ~全社員マーケター時代のビジネス戦略~」を開催した。講演やパネルディスカッションなど18セッションに加えて、「CMO Award」と「Startup Award」の表彰も行われる。
今回のCNET Japan Live 2013では、「全社員マーケター時代のビジネス戦略」と題して“マーケティング”をテーマにしている。スマートフォンやタブレットなどモバイルデバイスの一般的な普及と共に、FacebookやTwitter、LINEといったコミュニケーションツールが急速に普及したことで、企業活動の中でのマーケティングがより重要になってきたことを認識し、そのために企業は具体的に何をどうすればいいかが理解できるセッションを用意した。
基調講演では、Twitterのグローバル戦略を統括するShailesh Rao氏が「Twitterが考える広告ビジネスのグローバル戦略」と題して、Facebook Japanの代表取締役である岩下充志氏が「Facebookのモバイルベストの戦略とは」と題して、戦略やマーケティング施策などを語る。
また、アワードの表彰では、まず日本における先進的でユニークなマーケティング施策やそれを指揮した人を表彰する「CNET Japan CMO Award」があり、表彰式の後にパネルディスカッションする。もう1つは、今後大きく成長と活躍が期待できるスタートアップにスポットライトを当てて表彰する「Japan Startup Award」で、こちらはスタートアップ企業や起業に関する情報を発信している「THE BRIDGE」との共催だ。この2つのAwardの受賞者が決定し、イベントで発表される。
*イベントの模様はこのページで随時更新していきます。
マーケティングを軸にしたビジネスイベント「CNET Japan Live 2013」が開催。基調講演の会場の様子。
冒頭に編集長の別井が挨拶。「CNET Japan Live 2013では、『全社員マーケター時代のビジネス戦略』と題して“マーケティング”をテーマにしたセッションを多数用意した。」
CNET Japan Live 2013の基調講演が開始。トップバッターはTwitterのグローバル戦略を統括するShailesh Rao氏。「Twitterが考える広告ビジネスのグローバル戦略」と題して、ビジネスにおけるTwitterの持つ可能性や活用事例などを紹介しています。
続いてFacebook Japanの代表取締役である岩下充志氏による基調講演。「Facebookのモバイルベストの戦略とは」と題して、スマホからのアクセスが多いメディアであるFacebookをいかにしてビジネスに活用べきかを語りました。
「CNET Japan CMO Award」の授章式が始まりました。授章式の後には、受賞した3名の方によるパネルディスカッションがあります。
「CNET Japan CMO Award」を受賞した3名によるパネルディスカッションが始まりました。受賞したのは、ゲッティ イメージズ ジャパン代表取締役の島本久美子氏、コニカミノルタCSR・広報・ブランド推進部長の小林右樹氏、リンナイeビジネス推進室 室長の福本啓史氏です。
14時から始まったGeneral Track A
では、「ビッグデータ時代に生き残るマーケターの条件とは?」をテーマにルグラン代表取締役共同CEOの泉浩人氏の講演が始まりました。
午後のPremier Trackのトップバッターは、サントリーとソフトバンク。「消費者に響くメディア戦略」と題して、SNSや動画サイトをどのように自社のマーケティングに活かしているのかを紹介しています。
15時からのPremier Trackでは、「“食”ビジネスの訴求とユーザーコミュニケーション」と題して、食べログ(カカクコム)、クックパッド、スマートキッチンの3社によって、ユーザーに使い続けてもらうためのコツなどが語られました。
ビックデータを活用したリアルタイムマーケティングのプログラムが、はじまりました。
ループス・コミュニケーションズの代表取締役斉藤徹氏によるセッションがスタートしました。テーマは、「ソーシャルシフト~真の顧客志向を実現する経営改革」です。
続いてPremier Trackでは、ニワンゴの杉本社長が「ニコニコ動画でファンを巻き込む訴求力とその秘訣」と題して、ニコ動ならではの独自の文化やマーケティング施策について語りました。
アタラCOO有園雄一氏による、DMPとアトリビューションの最新動向の講演がはじまりました。
CNET Japan Live 2013のセッションから「モバイル広告の現状と未来--オンラインとオフラインが融合する新マーケティング」と題し、D2Cドコモメディア事業本部本部長兼事業開発室室長の田中紀之氏とmediba広告事業本部副本部長、スケールアウト取締役の宮本裕樹氏が登壇しています。
本日最後となる、サイバーエージェント×ヤフーの有料セッションです。「スマートフォンビジネスの戦略」をテーマに、サイバーエージェント取締役の小池政秀氏とヤフー クリエイティブマネージャーの内田伸哉氏に語っていただきます。
CNET Japan live General Track A-5「購買を楽しむ『自販機イノベーション』--勘を知見に変えたデータ活用マーケティング」が始まりました。JR東日本ウォータービジネス取締役営業本部長の笹川俊成氏が講演します。
JR東日本ウォータービジネスはエキナカなどへ飲料自販機などを設置し、ビジネスを展開しています。
“小売業としての自販機”としてブランドミックス機や次世代自販機の開発・展開を実現。経済学も取り入れた独自のデータ分析手法を導入し始めています。
顧客満足度を高めつつ、収益を向上させるためのマーケティング手法を事例を交えて解説いただきます。
18時からのセッション「マーケティング課題を解決する『循環型O2O』とは?」には、グランドデザイン&カンパニー代表取締役社長、SPARK代表取締役社長の小川和也氏、インテグレート代表取締役CEO、SPARK取締役の藤田康人氏、ワイズインテグレーション代表取締役社長、SPARK取締役の佐野耕太郎氏が登壇。
O2Oの課題と可能性について語ります。
今後大きく成長と活躍が期待できるスタートアップ企業を読者投票によって決めるアワード「Japan Startup Award」。最優秀賞にはオタクカルチャーの情報を英語で発信する「Tokyo Otaku Mode」、CNET Japan賞には実名制グルメサービス「Retty」、THE BRIDGE賞にはデザイナー雑貨に特化したECサイト「MONOCO」が選ばれました。
「CNET Japan LIVE」の展示会場では、グッドプランニング、ユーザーローカル、ログリー、トライベック・ストラテジー、クリックテック・ジャパンの5社が自社製品を紹介。
来場者にはオリジナルのCNET Japan Tシャツが配られました。
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