アスクは12月2日、7インチAndroidタブレット「ZOTAC Tegra Note 7」を発表した。市場想定価格は2万5800円で、12月4日に発売する。
ZOTAC Tegra Note 7は、NVIDIAが設計し、パートナー各社が製品を販売するタブレット・プラットフォーム「Tegra Note」を採用した製品だ。日本では現段階ではアスクのみが販売する。
今後については、「ほかのパートナーも企画中だが、具体的にはまだ申し上げることはできない」(NVIDIA Japan マーケティング本部 部長の林憲一氏)としている。
ZOTAC Tegra Note 7は、独自のクアッドコアプロセッサ「NVIDIA Tegra 4」を搭載する。前プロセッサとなる「Tegra 3」と比較してGPU能力が約6倍になった。処理能力の向上により、ZOTAC Tegra Note 7は(1)DirectStylus(スタイラス)の書き心地(2)カメラ機能(3)迫力と深みのあるサウンド(4)ゲーミングに最適──の4点を特徴とする。
サイズは幅120mm×高さ190mm×厚さ9.4mmで、重さ約320g。バッテリは4100mA(HDビデオ再生で約10時間)。ストレージは内蔵16Gバイトで、microSDカードスロット(32Gバイトまで対応)を装備している。
スタイラスペンを標準装備し、優れた筆圧感知機能により、筆で描いたように滑らかで繊細なタッチの描画が可能としている。発表会では、ゲストとして書道家の涼風花さんが登壇。「他社ものは強弱をつけたときに途切れることがあって書きにくいと思っていた。ZOTAC Tegra Note 7はなめらか書けて動作に遅れることなくついてきてくれるので書きやすい」と感想を述べた。
また、豊かなオーディオ再生としてNVIDIA PureAudioテクノロジを搭載。広い周波数を再生できるデュアルスピーカをフロント面に搭載し、ゲームやデジタルメディアでこれまで得られなかったような、迫力のサウンドを楽しめるとしている。
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