多くのうわさが流れてきたNVIDIAの7インチタブレットがついに発表された。「Tegra Note」と名付けられたこのスタイラス対応「Android」タブレットは、同社の「Tegra 4」プロセッサを搭載する。72コアの「GeForce」GPUとクアッドコアの「Cortex-A15」CPUを内蔵するゲーム向けデバイスで、NVIDIAによると「世界で最も高速な7インチタブレット」だという。
高速なTegra 4を搭載する唯一のタブレットであり、199ドルで入手できる。ベンチマークでは、Tegra 4が現在世界で最も高速なモバイルプロセッサだという結果が出ている。さらに、同タブレットのバッテリは10時間のHD動画再生が可能だとされている。Tegra Noteは1280×800ピクセルのIPSディスプレイ、HD前面カメラ、100fpsの動画再生をサポートする5メガピクセルの背面カメラも備える。OSは、ほぼ素の状態のAndroid最新バージョンを搭載する。
Tegra Noteは、6月のComputexで初めてデモが披露されたNVIDIAの技術「DirectStylus」もサポートする予定だ。当時、同デバイスはまだ「Tegra Tab」と呼ばれていた。
NVIDIAの新タブレットを完全なものにするのは、NVIDIAのさまざまなパートナーによるアクセサリや関連機能を提供する、地域別のプラットフォームだ。NVIDIAはTegra Noteの公式プレスリリースの中で、「それには、北米のEVGAとPNY Technologies、欧州のEVGAとOysters、ZOTAC、アジア太平洋地域のColorful、Shenzhen Homecare Technology、ZOTAC、インドのXOLOなどが含まれる」と述べている。
NVIDIAはこのデバイスの具体的な発売日を明かさず、数カ月以内に市場に投入する予定だとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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