イタンジは11月4日、同社の不動産業務支援クラウドシステム「REcS(レックス)」において、「業者間流通機能」のベータ版の提供を開始した。
REcSは、賃貸客付業務の効率化を図るクラウド型システム。賃貸情報を掲載するポータルサイトへの物件情報の一括入稿を実現する物件管理機能や、顧客のステータス管理およびおすすめ物件情報の自動配信ができる機能を備える。
今回新たに提供を開始した業者間流通機能は、REcSに蓄積した空室物件データを、つながりのある仲介会社へ配信する機能。自社物件を持つ不動産会社は、空室情報をリアルタイムで仲介会社に発信することが可能だ。REcS上で、不動産会社が仲介業者に招待メールを送付することで、自らネットワークを作ることができる。
また仲介会社は、物件情報を自ら入力をすることなく、チラシの出力やポータルサイトへの一括入稿、顧客への物件提案メールの配信が可能になる。
料金はベーシックプランは月額2980円、アドバンスプランは月額1万9800円。今回の業者間流通機能提供にともなって、基本機能を無料で利用できる「フリープラン」を追加した。
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