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「Android 4.4 KitKat」の第一印象--断片化解消を目指す新OS - (page 2)

Kent German (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2013年11月07日 07時30分
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インターフェースと機能の変更点

 KitKatは新しいユーザー体験を提供するものでもある。先述のように、Pichai氏はその体験を「美しくて没入的」と宣伝している。「美しい」かどうかは意見の分かれるところだが、「没入的」というのはこの場合、実際に存在するものを意味している(以下を参照)。さらに、追加機能には過去にKitKatに関するうわさとして話題になったものもあるが、聞いたことのないものもある。KitKatでは以下のような点が変更された。

KitKatの新しいホーム画面メニュー
KitKatの新しいホーム画面メニュー
提供:Screenshot by Sarah Mitroff/CNET
  • 刷新された電話発信アプリは、ユーザーがどの連絡先と最も頻繁に通話しているかを評価し、その結果に基づいて自動的に電話帳に優先順位を付ける。また、「Google Maps」など多くのGoogleアプリと統合され、電話アプリ内で近辺のスポットや店舗を検索できるようになった。
  • 発信者番号通知(Caller ID)機能も強化された。連絡先にない番号から電話がかかってきた場合、Googleの各種アプリはGoogle Mapsに掲載されている地元店舗の電話番号をスキャンし、一致するものがあればそれを表示する。
  • 没入モードは、ユーザーが閲覧しているコンテンツ(写真、地図、ゲームなど)以外のすべてのものを自動的に隠すことで、画面から不要なものを一掃する。つまり、ステータスバーやナビゲーションバーが表示されない全画面モードに切り替わるということだ。没入モードを終了するときは、画面の端をスワイプすると、ステータスバーやナビゲーションボタンが再び表示される。
  • 新しい「Hangouts」アプリは、テキストメッセージ、マルチメディアメッセージ、会話、ビデオ通話をすべて1カ所に集約する。
  • スマートフォンやタブレットから写真、文書、ウェブページを印刷できるようになる。この機能は、「Google Cloud Print」に接続されたあらゆるプリンタ、「HP ePrint」プリンタ、「Google Play」アプリで用意されているその他のプリンタで利用可能だ。
  • IRブラスター(赤外線送信部)を備えたAndroidデバイスを所有しているユーザーは、テレビリモコンとして機能するアプリケーションを利用できるようになる。さらに、そうしたデバイスのサポート対象に「Chromecast」が追加された。
  • 絵文字が好きな人のために、標準キーボードに絵文字が追加された。
  • ホーム画面を切り替えるとき、それらを並び替えて、順番を変えることができる。
  • Message Access Profile(MAP)がサポートされたことで、車を運転する人がBluetooth対応の自動車とデバイスの間でメッセージをやりとりできるようになった。
  • ほとんどのアプリケーションでクローズドキャプションを利用できるようになった。
  • 電子メールアプリの外観が新しくなり、階層型フォルダや連絡先の写真、改良されたナビゲーションが追加された。
  • 近距離無線通信(NFC)機能がより多くの無線通信キャリアに対応した。
  • アプリ開発者は新しい歩行検出および歩数計測センサを利用することができる。
  • ほかにも、半透明なステータスバーや幅の狭い新フォントなど、細かい変更点がたくさんある。
新しい電話発信アプリはから店舗をすぐに検索できる。
新しい電話発信アプリはから店舗をすぐに検索できる。
提供:Lynn La/CNET

Googleの各種サービスが至る所に

 最後に、ユーザーのスマートフォンの使い方次第だが、KitKatはGoogleの各種サービスとより深いレベルで統合されている。「Google Now」は、ホーム画面から1回スワイプするだけでアクセスできるようになった。「OK, Google」と話しかけると、音声検索やテキスト送信、道案内情報の入手、楽曲の再生を実行できる。ユーザーの興味に関連する情報をより多く提供する新しいカードタイプも追加される。

Hangoutsは、チャットとテキストメッセージ(左)を統合し、デフォルトのSMSアプリとして機能する。
Hangoutsは、チャットとテキストメッセージ(左)を統合し、デフォルトのSMSアプリとして機能する。
提供:Lynn La/CNET

リリース時期

 KitKatは10月31日、Nexus 5に搭載されて披露された。Nexus 5はGoogle Playにおいて、349ドルで販売されている(ただし、既に供給不足に陥っている)。既存のAndroidデバイスへのリリース日については、Googleは数週間以内に「Nexus 4」「Nexus 7」、そして「Nexus 10」タブレットとサムスンのGALAXY S4に提供すると話すに留めた。一方、HTCは、90日以内に全バージョンの「HTC One」にKitKatが提供され(HTC OneのGoogle Playエディションにはそれよりも早くアップグレードが提供される)、「HTC One max」と「HTC One mini」がそれに続くことを確認している。

 KitKatはさらに多くのデバイスに提供される予定だが、その時期はわからない。もちろん、アップデートのスケジュールに関する続報が入り次第お知らせするつもりだ。

キーボードに絵文字オプションが加わっている。
キーボードに絵文字オプションが加わっている。
提供:Screenshot by Sarah Mitroff/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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