サムスンは、フィンランドのNokiaが所有する重要な携帯電話関連特許について、ライセンス契約を延長する。両社が現地時間11月4日に発表した。
Nokiaによると、サムスンは5年間にわたって特定の特許ライセンスを供与されるとともに、Nokiaに対価を支払うことになるという。この契約は2014年1月1日に発効する。なお、サムスンとNokiaの間で締結されている現在の契約は、2013年末で終了する。
興味深いことに、サムスンとNokiaは特許ライセンス料について合意に至れなかった。両社は価格に関する調停に入る予定であるが、この調停は2015年までかかると考えられている。
サムスンとNokiaはかなり以前から特許をめぐって舌戦を繰り広げてきている。AppleとNokiaの間で交わされた秘密のライセンス契約条件をサムスンの幹部が入手したという主張もあり、双方が相手に対する懸念を表明してきている。この調停は、多額の費用を要する法廷闘争に持ち込むことなく両社の問題を解消することを目的としている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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