フルサイズの「iPad」用に、Microsoftの「Touch Cover」に似たケースが試作されたという。Appleの元社員Jamie Ryan氏が米国時間10月19日にブログ投稿で述べた。Ryan氏は、この新しいケースについて、Appleが22日の発表イベントで披露できるところまで開発が進んでいるかどうかは明らかになっていないと述べた。ただし、同氏の主張によると、さまざまなスタイルのiPad用ケースが少し前からテスト段階にあることに加えて、Appleが各種のアクセサリについても開発中であるという。
その目的は、Appleが9.7インチのiPadを「iPad mini」と差別化するとともに、より大型のモデルをコンテンツ作成および消費用のプロ向けモデルとして市場に投入できるようにするためだと言われている。iPad用のキーボードには既にさまざまな製品が存在しているが、Microsoftのタブレット「Surface」向けのTouch Coverに匹敵するような完全統合型のキーボードは存在しない。
Ryan氏は次のように述べている。「分かっているのは試作品であるということだけであり、実際に製品化されずに終わる可能性もあるということを強調しておきたい。Appleは日常的に、ありとあらゆる種類のアクセサリや製品のモックアップを作成しては廃棄しており、それぞれの『イエス』のためには1000の『ノー』がある」(Ryan氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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