Appleは米国時間10月22日、サンフランシスコのイエルパブエナ芸術センターシアターでイベントを開催し、新しい「iPad」などを発表した。ここでは、同イベントの内容を時間にそってお届けする(以下時間表示は日本時間)。
Appleがイベントを開催するサンフランシスコのイエルパブエナ芸術センターシアター
会場入り。間もなく開始。
壇上には2台のMacBookとiMac、そしてさらに2台のMacBook。
前方には、Appleの元Macソフトウェア責任者であるBertrand Serlet氏らが見える。
ビデオでプレゼンテーションが始まる。6月のWWDCで披露されたビデオと同じビデオのようだ。
「Designed by Apple in California」の文言でビデオ終了。Tim Cook氏、笑顔で登場。
Appleが作り上げた「いくつかの素晴らしい製品」をお見せする予定だとCook氏。まずはiPhoneに関する近況から。
9月のiPhone 5cと5sの発表から話し始め、仕様や機能、そして、レビューの評価について触れる。
同デバイスが動いている様子を見るにはApple直営店が一番だと述べ、小売店について話す。ニューヨーク、上海などの小売店に関するビデオを上映。
Appleは、iPhoneの発売後、同デバイスを900万台販売したとCook氏。
ビデオ終了。Cook氏が再登壇。
このような顧客の反応を見ると、すべての大変な仕事が価値あるものだったと感じるとCook氏。
話はiOS 7へ。初期のレビューについて触れる。
リリース後5日で2億台のデバイスに搭載された。今日時点で64%がiOS搭載。
話はiTunes Radioへ。Justin Timberlakeが自身のアルバムを同サービスで視聴可能にしたことを話す。サービス開始以来、2000万人のリスナーが利用しており、9月だけで10億曲が視聴された。
さらにApp Storeへ。100万本以上のアプリがApp Storeで販売されている。ダウンロード回数は累計600億回。
開発者は、そこから130億ドル以上を得た。
Macについて話す。
「人々が使うのが楽しくなるコンピュータ」を作りたいと話す。iWorkやiLifeなどのiOSとの統合について話す。
われわれの競合は違うとCook氏。「彼らは混乱状態でネットブックに向かった。彼らは、タブレットをPCに組み込もうとしたり、PCをタブレットに組み込もうとしたりした」
この分野を深く信じているとCook氏。OS Xの話が始まり、AppleのMacとiOSソフトウェア責任者であるCraig Federighi氏によるデモへと続く。
Mavericksについて語るFederighi氏。同OSで新しくなった技術、機能、アプリについて話す。
今回のリリースの目的は、バッテリ持続時間、メモリ、CPUパフォーマンスを向上させることにある。
13インチMacBook AirはMavericks搭載により、ウェブブラウジングでバッテリ持続時間が1時間延び、iTunes動画再生時間は最大1.5時間延びた。
メモリに関する新機能はCompress Memoryと呼ばれる。同機能はRAMを圧縮し、4GBしかインストールしていない場合でも6GB相当のRAMが効率的に利用可能となる。
CPUとGPUのシステムメモリにも変更を加えた。これにより、タスクによってアプリがメモリをどのように使うか調整できる。
OpenCLによる高速化で、性能向上の話を締めくくる。OpenCLにより、一部のタスクは1.8倍以上高速になる。
Federighi氏、ファインダタグ、新たな通知機能、複数モニタ上でのフルスクリーンアプリ、新しいApple MapsやiBooksについて話す。
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