誰も驚かないだろうが、Microsoftの最高経営責任者(CEO)であるSteve Ballmer氏が米国時間9月3日、NokiaのStephen Elop氏は後任候補だとコメントした。
Ballmer氏はThe Seattle Timesの取材に、「Elop氏は外部(の候補)から内部の候補になる」と応えたが、Microsoftの取締役会はすべての候補を評価対象にするとも述べた。
Elop氏は、Microsoftの「Office」部門を率いていたが、2010年に同社を去り、NokiaのCEOに就任した。Nokiaにおいて同氏は、携帯端末用OS「Windows Phone」を軸にMicrosoftとの緊密な提携関係を築いた。そしてこのほど、Elop氏はNokiaのCEOを退任し、Nokiaのデバイスおよびサービス部門を担当するエグゼクティブバイスプレジデントに就任した。同部門については、Microsoftが9月2日、72億ドルで買収することに合意したと発表した。
買収取引は、2014年第1四半期に完了するとみられている。
Ballmer氏は2013年8月、ソフトウェアだけでなくデバイスとサービスも提供するというMicrosoftの新たな展望を担う後任が見つかり次第、12カ月以内に退任する計画だと述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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