Microsoftは米国時間9月3日、ビッグニュースを発表した。同社は、フィンランドの携帯電話メーカーNokiaのデバイスおよびサービス部門を買収するだけでなく、同取引の一環として、大規模なグローバルデータセンターをフィンランドに建設することを明らかにした。
Microsoftによると、同社は新たに建設されるデータセンターの資本と運営に2億5000万ドル超の資金を投入するという。その目的は、同社が抱える欧州の顧客向けにサービスを提供することにある。
Data Center Knowledgeによると、Microsoftは、これとは別にアイルランドにも欧州向けのデータセンターを有しており、オーストラリアや東南アジアといった世界の他の地域にも展開する予定だという。
Nokiaのデバイス部門を72億ドルで買収することと並行して、Microsoftは3日、Microsoft最高経営責任者(CEO)のSteve Ballmer氏の後継者候補としてNokiaのCEOであるStephen Elop氏を視野に入れていることを明らかにした。Ballmer氏は先頃、今後12カ月以内に退任する意向を発表している。Elop氏はNokiaに入社する以前、Microsoftの「Microsoft Office」部門を数年にわたり率いていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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