日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は8月30日、モバイル端末への対応を強化した、個人向けA4インクジェット複合機の新製品4機種を発表した。
9月5日より販売店オンラインストアHP Directplusなどで販売を開始する。
ラインアップは、コンパクトなエントリーモデル「HP ENVY4500」(HP Directplus価格:7980円)、スタイリッシュな高機能モデル「HP ENVY121」(同:2万6880円)、大画面タッチスクリーンを搭載した「HP Photosmart 6521」(同:1万6800円)、スタンダードモデル「HP Photosmart 5521」(同:9870円)の4機種。
いずれも自動両面印刷機能に加え、待機時の消費電力を削減する「オートオフ機能」を搭載。「ENVY4500」と「ENVY121」は、黒インク、カラーインクのどちらか片方だけでも印刷できる「シングルカートリッジモード」に対応する。カラ―インクカートリッジを外せば黒インクだけで印刷を行うというような使い方ができ、モノクロ印刷が多い人なら不要なインクの消費を抑えられる。
なお、全機種に無線LAN機能を搭載する。無線LANの設定はPC不要で、プリンタの液晶パネルの「ワイヤレス接続ウィザード」から簡単に行えるしくみ。本体に「ワイヤレスダイレクト」機能を搭載し、ルータやアクセスポイントのない環境でも無線LAN印刷が可能だ。
また、スマートフォンやタブレットからプリンタにメールを送るだけで印刷が行える「HP ePrint」、プリントやスキャンの実行、またインク残量の確認などが行えるアプリ「HP Printer Control」、ウェブページの印刷ができる「HP ePrint App」など多彩なモバイルプリント機能に対応する。
また、従来から提供しているiOS内蔵プリント機能「Air Print機能」に加えて、HP Android OS搭載製品からも、プリント用アプリを使用することなく直接印刷が可能になるなど、対応するモバイル端末をさらに拡充した。
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