日本ヒューレット・パッカードは8月29日、Windows 8搭載の個人向けPC新製品として、大画面タブレットとしても使用できる20インチワイド液晶搭載のオールインワンPC「HP ENVY Rove20」と、タッチ操作に対応した11.6インチワイド液晶搭載のモバイルノートPC「HP Pavilion11 TouchSmart」を発表した。同日より販売を開始している。
HP ENVY Rove20は、広視野角、高精彩な20インチワイド(1600×900)IPS光沢ディスプレイ、Beats Audio対応の前面デュアルスピーカー+サブウーファーを搭載する。第4世代インテル Core i3プロセッサを搭載しているほか、フラッシュメモリの高速性とハードドライブの大容量性を兼ね備えたハイブリッド・ハードドライブを採用する。また、無線LANは、次世代の高速通信規格「IEEE802.11ac(Draft)」に対応している。
ワイヤレスキーボードとマウスを接続して通常のオールインワンPCとして使用できるほか、ディスプレイを傾斜させればタブレットのように使用できる。約4時間連続駆動可能なバッテリを内蔵し、画面の角度を13~90度まで自由に調整できる「HPスマートスタンド」を採用。家中のさまざまな場所に持ち運んで使える。
10点タッチに対応し、机の上に完全に寝かせた状態で複数人でタッチ操作も可能。モノポリーなどのゲームもプリインストールされており、家族や友人とテーブルを囲み、ボードゲームのようなスタイルで楽しめる。
価格は、HP Directplus(直販)モデル「P ENVY Rove 20-k001TU」が9万9960円~で、量販店モデル「HP ENVY Rove 20-k002TU」は14万円前後。量販店モデルに関しては9月6日に発売するとしている。
HP Pavilion11 TouchSmartは、タッチ対応11.6インチワイド液晶のモバイルノートPCだ。シルバー/ブラックの洗練されたツートンカラー、アルミ製のパームレスト、ボディと一体化したスピーカーバーなど、ディティールにこだわった美しいデザインを採用した。
CPUにはAMDの最新クアッドコアAPU「A6-1450 APU」を搭載し、同サイズの従来モデル(AMD APU搭載製品「HP Pavilion dm1-4400」)と比較すると、プロセッサ性能、省電力性能ともに約2倍に向上したとしている。
約7時間45分の長時間駆動バッテリの搭載に加え、手軽に使えるオフィスソフト「KINGSOFT Office 2012」の標準添付、振動や衝撃からハードドライブのデータを守る「HPプロテクトスマート・テクノロジー」に対応。初心者にも安心の「HPなんでも相談サービス(30日用)」が付帯する。
量販店モデル「HP Pavilion 11-e000 TouchSmart」は7万円前後、発売は9月6日を予定している。
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