ハイテク大手のHewlett-Packard(HP)は米国時間8月21日の株式市場取引終了後に2013会計年度第3四半期(7月31日締め)決算を報告した。売上高が前年同期比で減少した一方で、幹部陣の刷新も発表されたが、これらはすべて事前の予想通りだった。
HPが計上した純利益は14億ドル(1株あたり71セント)だった。
売上高は272億ドル、非GAAPベースの利益は1株あたり86セントだった。
ウォール街では、第3四半期の売上高を273億ドル、非GAAPベースの利益を1株あたり86セントと予想していた。
HPの最高経営責任者(CEO)であるMeg Whitman氏は声明で、1株あたりの利益目標を達成したことから、楽観的な見方を示した。
我々は今回も、事前に約束していた通りの業績を達成した。非GAAPベースでは、希薄化後1株あたりの利益は0.86ドルと、当社が事前に示していた0.84~0.87ドルという事前見通しの範囲内だ。私は引き続き、当社が事業再建で進展していると確信している。業務面では既に大きな改善が認められており、バランスシートの再構築も順調に進んでいる。コスト構造もより売上高に沿ったものとなった。われわれはHPで再度イノベーションを呼び起こしているが、その中心にいるのは顧客だ。
以下は第3四半期の部門別売上高だが、少なくとも1つの傾向にあることは明白だ。
第4四半期について、ウォール街では売上高を281億2000万ドル、1株あたりの利益を少なくとも1.01ドルと予想している。
HPは21日の決算報告で2013年度通期の見通しも示した。それによると、1株あたりの利益は3.53~3.57ドルが見込まれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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