チュートリアルが終わると、Leap Motion用のアプリランチャーと、Leap Motion Controller対応アプリを販売しているAirspace Storeへの入口である「Airspace Home」が表示される。まず、Airspaceアカウントを設定する必要がある。Leap Motion ControllerはAirspace Storeのエコシステムがなくても使用できるが(「Google Earth 7.1」はその1つだ)、この整理されたレイアウトのストアでは、どんなアプリがあるのかすぐ分かるようになっており、その多くが無料だ。
これらのアプリの多く(現時点で75ほど、さらに増えると約束されている)は、ゲームや、実験的アート、音楽を体験させるものだ。教育用のアプリも一部ある。どのアプリも、起動しなければコントローラは使えない。アプリを離れると、コントローラも使えなくなる。
ただ差し込むだけで、マウスやタッチパッドのように、そのままMacやWindows PCでLeap Motion Controllerを使えるようになるわけではなく、それには「Touchless」と呼ばれる特定のアプリをインストール必要がある。これを使うと、このデバイスを複数の指を使ったジェスチャーが利用できる、一種の空中マウスとして利用できるようになる。これを使うのは簡単ではなかったが、MacよりもWindows 8のタイルの方が操作しやすかった。
不思議な実験的アートがお好みなら、Leap Motionはそういうものを多く用意している。実際、現在提供されているアプリの多くは、奇妙な頭を回転させたり、光る立方体を操作させる「Lotus」や、ユーザーの指を光に変えて、魚の群れを引きつける「Flocking」といった、芸術的体験を提供するものだ。
筆者が使ってみた教育アプリには、回転や操作に手を使わせるものが多かった。「Molecules」ではコントローラを分子モデルを回転させるのに使い、「Exoplanet」では太陽系を回転させるのに使っている。このどちらも、タッチスクリーンでも同じくらいよい体験ができただろう。
筆者のお気に入りはゲームだ。「Cut the Rope」は、特にタッチスクリーンがないPCでは快適に遊べた。3D版のブロック崩し風ゲームである「Boom Ball」は、プレイヤーの指をパドルとして使うが、Leap Motion Controllerの精度の高さがよく分かるアプリだ。指先を少し動かしただけで、トリックショットを打つことができる。Double Fineの「Dropchord」は、指の動きで線を動かし、敵を避けながらビートをつぶしていくゲームだ。
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