現実の世界をインデックス化し、すべてのサービスを一体化する取り組みを続けるGoogleは米国時間7月29日、レストランのレビューと評価のサイト「Zagat」を刷新した。GoogleはZagatを2011年9月に買収している。
Zagatのサイトは一新され、「iOS」と「Android」向けのアプリも公開されたが、最も重要なのは、初めてユーザー登録も料金の支払もなしで利用できるようになったことだ。
ZagatがGoogleのサービスに完全に統合されたのは2012年5月のことだったが、その時点でもユーザーは「Google+」のアカウントでサインインする必要があった。しかし、ようやくその障壁が取り除かれ、Googleのロケーションベースのレストランガイドとして、ウェブとモバイルデバイスの両方で、競合サービス「Yelp」のような成功と幅広いユーザーの獲得を目指すことになった。Yelpの方は、Appleの地図サービスに統合されている。
刷新されたZagatは米国の9つの都市をカバーしているが、今後数カ月のうちに都市が追加される計画だ。サンフランシスコやニューヨークなどの都市に住む人は、地元のレストランの評価、レビュー、アンケート調査をすべてチェックできる。また、地元に住むZagatの編集者が作成したビデオ、ブログ、特集リストを見ることも可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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