Googleは米国時間9月8日、Zagatを買収した。同レストラン評価サービスによって同社の地域向け製品を強化することが狙いである。Zagatがコンテンツ企業であることが、このことを顕著に表している。
Googleはブログ投稿で、Zagatは「われわれの地域向けサービスの土台となるだろう」と述べた。Zagatは、独自のレビューと評価サービスで最もよく知られている。
Zagat買収について重要な要素がいくつかある。
Googleは2011年に入って、Yelpと対立した。Yelpは、自社のユーザーレビューをGoogleが「Google Places」に取り込み、元のページへのリンクをまったく掲載していないと主張した。Googleは後に、Google Placesページから外部リンクを削除した。米連邦取引委員会(FTC)も、Googleの行為や、同社が他のサイトよりも自社のサイトを優遇していないかどうか調査中である。
このような背景から、GoogleによるZagat買収は理にかなっている。Zagatによって以下のものがもたらされて、Googleの地域向けサービスは強化されるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス